2E息子の本好きを考察。本好きの子にするためにしたこと。
たまには、本好きネタを。
寒くなり、暗くなるのが早くなり、おうち時間が増えた冬。
子ども達がおうちで何をしているか、というと、本を読んでいる。
毎回ボーナスが出たら、子どもの本をまとめ買いする。この他は毎月ちょこちょこ買い、年二回はどーんと買う。
予算はその時によるけれど、今回は2万円位。
新品にこだわりはない、むしろ沢山読みたい、ので、大抵は古本。BOOKOFF様々。今回は35冊位買ったけど、足りない。
漫画はほぼ買わないけど、学習漫画は買う。
今回は、息子がずっと欲しがっていた、ドラえもんの学習漫画シリーズをまとめ買い。
ブームが去るのも早い息子なので、ほしいと言われてもすぐには買ってやれない。
(漫画なので、読書なのか⁈と思うが、漫画に対して私の中にはあまり縛りはない)
本題に入ろう。
本好きな子どもにするには、2つあると感じている。
① 幼児期に本に触れさせる
読み聞かせが良いのは言わずもがな。
毎日5分だけ、同じ本を何度も、でもいいから読み聞かせ。
どんなに忙しくても5分の時間が取れない事はなかった。寝かしつけ中でもちょっとソファに座った時でも良い、一冊読めば、自分のやるべき事はやったな、と思えるのもよかった。
親側の私も、絵本で切り替えできたし、イライラが減った。
我が家は大体、朝起きてすぐ、か帰宅した後か、寝る前に読み聞かせをしていた。
そもそも家に本がない、という人がいる事にビックリしたけど、家にない事には始まらない。
古本屋、図書館、お下がりなど、安価で本を読む環境が整っているから、活用する
選ぶのが難しい人には、配本サービスもある。
福音館は良書が揃っているのに価格も抑え目で、おすすめ。毎月、コーヒー2杯分で絵本が2冊くる。
大事なのは、「触れる」という点。
電子書籍ではなく、紙の本がいい。
手触り、匂い、ページをめくる音までが、必要な要素で、幼い子ども達は、感覚的だから、やっぱり、紙がいい、と思った。
②デジタル的な娯楽を制限する
これは重要。
具体的に言うと、動画とゲーム、TVなど。
これらを読書の時間より、長くしてしまうのは、やめた方がいいな、と実感した。
絶対ダメ、という主義ではないし、観せているけど、子ども達を観察していると、こちらの要素に引っ張られる力は強すぎる。
子どもに争う力はないし、この暴力的な魅力に抵抗する術はなさそう。よく外出先などで携帯動画やゲーム漬けになっていて、親に止めなさい!と言われて泣く子などを見る。これは、子どもの意思の問題ではなく、親の意思の問題だな、と思う。
親の問題を子どもの問題にすり替えてはいけない。
親が我慢すれば良いのに、子どもに我慢を強いる結果になる。
最初与えておいて後から取り上げる、のは親の都合以外の何ものでもない。
私は、それが親の理不尽さに思えて、嫌だな、と思った。
そもそも、子どもは抗えない、そう分かってるのだから、やめた方がいい事なら、最初からさせない事だ。
みせたら、きっとそちらにいく。間違いない。
我が家は止めさせるのが大変なストレスになりそうだ、と分かっていたので、初めからやらない事にした。
夫にも賛同を得られたので、我が家はスマホを子どもに見せるのはやめた。TVでAmazon primeは観るが、やっぱり延々とみたがるので、時間で切るようにはしている。
YouTubeも目的がない限りはみせない。スマホではみせない。
折り紙の折り方、生き物の育て方、手芸、図鑑で分からなかった単元や英語、ヨガなどなど、もっぱら調べ物ややり方を会得する方法に使っている。
なるべくちゃんと番組化しているものを選ぶ。
目的なく、ただ出てくる動画の流し見はさせていない。
本と動画、何が違うのかな、と考えてみた。
脳の使い方が違うのだ、と気づいた。
受動的で、思考を動かさない娯楽。
読書は能動的で、思考を動かす娯楽。
脳の発達が著しい幼児が、時間を割いてしまうと、そちらばかりが発達するのは、当たり前だよなぁ、と思う。自分で考えられる子になってほしい、と望むなら、どちらがいいかはハッキリしている。
じゃあ、移動中や外出中、静かにさせるにはどうしたらいいの?と言われてしまったが、我が家は、常に本を持ち歩いていた。内容は、長く持つやつ。
〇〇を探せ!や迷路、なぞなぞ、図鑑などを持っていた。字が読めない頃、絵ばかり見るのには、図鑑は最高に長持ちした。
折り紙と書く物をセットにすれば、さらに安心。
もちろんスマホは持っていたけど、子どもには渡さず、本を持っていた。
未だに、待ち時間が発生する外出には、本を持ち歩く。本人に選ばせている。
ハンカチ、ティッシュ、本、が外出時の持ち物。
因みに、こういう事を考えだしたのは、息子の発言からだ。
体調不良で休み、在宅ワークの私と2人。暇を持て余していた息子。ずーっと何か言ってくるので、「暇なら、TV(Amazon prime)観ていていいよ」と言った。
息子は、「TVは嫌いじゃないけど、頭の中がそればかりになっちゃうから今は嫌なんだよね。そうじゃなくて、自分で何か考えてしたいの」と返された。
自分で考えたい、という欲求があるんだな、と改めて認識した。TVや動画は、受け身なんだな、と。
当たり前かもしれないけど、ハッとした。
脱線するけど、息子は、Amazon primeでアニメを観る時は、観るものを分ているようにみえる。
夜、疲れているな、と思うと、あまり言語を使わないような内容のものを好む。
上手く言えないけど、キャラクターが言葉を話せないもので、あまりストーリーがないような中、進んでいくようなもの。
この子は幼いのかなー、情緒発達が遅いからかな、などと少々不安でもあったが、違うようだ。
彼がこういったものを観る時は、考えたくないときのようだ。本人に自覚はないだろうけど、考えすぎて、脳が疲れたのか、カームダウンやリラックスのために観てるように思う。受動的な娯楽、として観ているのだ。
頭を使いすぎた時のリセット、位にはよい、という事だ。
デジタル的な娯楽を排除すると、自ずと読書時間は増える。
肝心なのは、小さな頃に受動的な脳の使い方を発達させない事。
娯楽として本しか与えてなかったら、本を読むしかない。
と、我が家のn=2のことで書いてみた。
多分、①の読み聞かせをしなくても、②を徹底して、、常に新しい本が家にある状態を保てるたら、子どもは読書する気がした。
まだまだ色々書きたいけど、長くなったので終わり。