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失敗と意地から生まれました

ポテトチップスの誕生

もっと薄くて、カリカリした
フライドポテトを食べさせろと
客に強くクレームを入れられた
ニューヨーク州のレストランの
あるシェフ

あまりに理不尽な要求に
シェフは激怒。

そこで彼は怒りに任せて
ジャガイモをむちゃくちゃ
薄く切り、
じっくり固くなるまで
揚げたところで
出来上がったのが
ポテトチップスだったのです。
食べた客は大満足。

人気が人気を呼んで
いつしか家庭でも
作られるようになり
いまや世界的な食べ物です。

ポストイットの誕生

60年代の終わり
アメリカの3M社の研究員は、
強力な接着剤の開発を
進めていました。
ところが何故か反対に
非常に弱い接着剤が
出来上がってしまったのです。

当初は失敗と
片づけられたのですが
すぐにはがれる利点を
利用できると、うまれたのが
ポストイットだったのです。

ちなみにポスト・イットの
シンボル的な
「カナリーイエロー」と
呼ばれる黄色は、
研究所で使う紙片が、
その色しかなかったからです。

余談ですが瞬間接着剤の誕生は
先の大戦に由来します。

アメリカのコダック社は、
第2次世界大戦中に、
負傷兵の止血のために
接着剤を開発。

縫えない傷口を
くっつけるものとして
瞬間接着剤は生み出し
戦争で使用されたのが
そのはじまりです。

これが今では、瞬間接着剤として
医療用としては当然
また様々な場所で
使われているのです。

豚骨ラーメンの誕生

豚骨ラーメンは
1937年に久留米市の屋台
「南京千両」で誕生したと
言われてますが
その完成は、〝うっかり〟が
原因でした。

初代店主の杉野さんは
ある日の仕込み中、
母親に火加減をまかせて
肉の仕入れに
出かけたしまったのです。

帰宅してみると
火にかけっぱなしのスープは
沸騰してグツグツと白濁状態。

ものは試しと飲んでみると
そのコクの深さに驚いたそそうです。



うっかりで、煮込みすぎて
できた失敗作のラーメン
それが現在の白濁系とんこつの
誕生となつたのです。

最後にこんな言葉を

「成功を祝うのもいいですが、
もっと大切なのは失敗から学ぶことです」

         ビル・ゲイツ


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