令和7年度 神奈川県公立高校入試の展望
神奈川県公立高校入試まであと51日。受験校もおおむね決まり、ここから一段ギアを上げて勉強していく期間になりました。
今回は神奈川全県模試を主催している伸学工房さんのセミナーでいただいた情報を基に、近隣の高校の人気度予想をしていきたいと思います。受験生にとって競争率または定員割れは非常に気になるものだと思います。あくまでも『予想』であり確定情報ではないことをお断りしておきます。
昨年より競争率が上がる予想の高校
伊勢原高校 (昨年志願変更前1.53倍)
秦野総合高校(昨年志願変更前0.95倍)
山北高校(昨年志願変更前0.99倍)
小田原東高校【普通】(昨年志願変更前0.86倍)
大磯高校(昨年志願変更前1.29倍)
茅ヶ崎高校(昨年志願変更前1.22倍)定員減
茅ヶ崎西浜高校(昨年志願変更前1.32倍)
昨年とあまり変化がないと予想される高校
伊志田高校(昨年志願変更前1.27倍)
秦野曽屋高校(昨年志願変更前0.92倍)
高浜高校(昨年志願変更前1.06倍)
二宮高校(昨年志願変更前0.88倍)
足柄高校(昨年志願変更前0.85倍)
海老名高校(昨年志願変更前1.26倍)
厚木王子高校【普通】(昨年志願変更前0.95倍)
有馬高校(昨年志願変更前1.16倍)
厚木西高校(昨年志願変更前0.99倍)
座間高校(昨年志願変更前1.46倍)
昨年よりも競争率が下がる予想の高校
秦野高校(昨年志願変更前0.91倍)
平塚江南高校(昨年志願変更前1.14倍)
平塚湘風高校(昨年志願変更前0.93倍)定員増
茅ケ崎北陵高校(昨年志願変更前1.28倍)
小田原高校(昨年志願変更前1.39倍)
西湘高校(昨年志願変更前1.21倍)
厚木高校(昨年志願変更前1.44倍)
厚木清南高校(昨年志願変更前1.28倍)
ここではあまり書けませんが、秦野高校の人気低下が凄まじいことになっていました。そのことを大っぴらにすると、逆に人気が出てしまうのが嫌なのでこの程度にしておきたいと思います。全県模試のセミナーを視聴している塾の先生方はこの状況をわかっていると思います。
倍率の考え方
神奈川県全体の平均が1.2倍なので1.2倍以上が「高い」それ以下が「低い」となります。また模擬試験の精度としては前年度の競争率を基準にしているため急速に倍率が上がった場合には注意が必要です(そのような場合には模試の会社からも情報が入ります)。
合格を勝ち取るための作戦
内申点(A値)が決まった以上、これからは入試得点をとるための学習になってきます。1問当たりの配点が高いのが入試ですので、分野を絞って「深い学習」することが点数アップにつながります。覚えることも必要ですが、知識を活用する演習問題をやりましょう。