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purleymay
【ひなもも日記5】パリのグルメエッセイ感想文
ガレット・デ・ロワ、黒トリュフのリゾット、レバーソテー…
ハム&マリボーチーズ石窯フィローネとクレームブリュレラテを途中途中で食べ飲みしながら、本をゆっくりゆっくり読みすすめる。
スターバックス店内にて。
周りには雑談する人、仕事をする人、同じく本を読む人が数人いた。
ふと、私はその枠から外れるように、本を閉じて深呼吸をした。
(いいなぁ、パリ…。)
“De l'hiver au printemps”と左上に記されたその本の題名は、エッセイスト兼フリーアナウンサー雨宮塔子の「パリごはん」
今読んでいるそれは第一篇で、
他には
Du printemps au début de l'été(第二篇)
De l'été au début de l'automne(第三篇)
De l'automne à l'hiver(第四篇)
がある。
本書は、作者がパリ在住の現地人や日本人友達と交流を深めていくなかで、様々なグルメを食べるエッセイだ。
しかし、グルメの描写は細かくなく、その分、読者の食に対する創造力を豊かにしてくれる。
しかし、もしかしたら、カタカナが多く文体(著者の特色がみられる文章のスタイルを指す)の解読に難しさを感じるかもしれないが、焦らず読みすすめていけば楽しめるのではないだろうか。
まだ読み途中だが、一日一冊は魅力を伝える!ことを目標にしているので、ここに記した。
読書メーターや他の方のnoteにも目を通してみて購入したいな、と思った方は是非購入を考えてみてほしい。