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毘沙門堂門跡 ~撮影旅行よもやま話集~

 毘沙門堂門跡(びしゃもんどうもんぜき)の紅葉の写真を写しに、京都市山科区にある天台宗の寺院、護法山安国院出雲寺まで行ったことがあります。

 門跡とは、皇族や公家などが出家して寺主(門主)を就める特別なお寺を「門跡」と言うのだそうで、毘沙門堂も門跡寺院の格を持つ寺院の一つだそうです。

 本堂の表門である仁王門とは別の道で、勅使門に続く坂道を染める敷紅葉がとても綺麗であるとの噂を聞きつけたので、早速写真を写しに、早朝から出かけることにした訳です。

 この日は祝祭日だったので、鉄道のダイヤも平日と違う可能性があったので、しっかり事前に調べましたよ。

 始発で名古屋駅まで行き、最初の新幹線に乗れば京都駅、京都駅から在来線で1駅乗れば、山科駅に午前8時前には到着出来ます。

 そこから歩きで毘沙門堂を目指せば、参観時間前なので「もみじまつり」の日であっても、それほど混むこともないだろうとの判断でした。

 現地に到着すると、既に10名程が紅葉の撮影をしていました。

 でも残念ながら、紅葉した落葉が坂道に敷き詰められている風景までには、まだ少し早い樹々の状態でしたね。

 こればかりは、最高の紅葉状態に、都合よくタイミングを合わせて出かけて来ることもムリなので、また来年も訪れればいいやって思いながら、撮影しましたよ。

 近年は暖冬で、冷え込みが遅いので、里の紅葉は中々真っ赤にならないうちに枯れてしまう場所も散見するので、中々タイミング好く撮影することが出来ません。

 いつかは坂道に敷き詰められた真っ赤な紅葉が写せることを期待しつつ、毘沙門堂での撮影を終え、山科駅前で遅い朝食を食べ、帰宅することにしました。

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