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天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ) ~撮影旅行よもやま話集~

 大御神社(おおみじんじゃ)の次に向かったのは、宮崎県西臼杵郡高千穂町にある天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)です。

 古事記・日本書紀などの日本神話の中にも書かれている、天照大御神様のお隠れになられた、天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしている天岩戸神社。

 天岩戸神話の舞台となった場所で、岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、両社とも、天照大御神様を御祭神として御祀りしているそうです。

 川上には八百萬の神々が集まり、御相談をされたとされる天安河原があります。

 折角来たので、天岩戸神社の東本宮と西本宮を参拝しましたよ。

 参拝した日は春季大祭で、西本宮の神楽殿で天岩戸神楽の奉納がされていました。

 五穀豊穣を祈る舞、悪魔を追い払う舞、病除けの舞などの各種祈願の舞があり、終盤に天岩戸開きの神楽を舞うのだそうです。

 天岩戸神楽は33番の神楽で構成され、全体で16時間程もかかるとのことですから、見学したのはほんの一部だけです。

 その後は遊歩道を通って、天安河原に向かいました。

 西本宮から岩戸川を500mほど遡った所にある河原で、日本神話に登場する岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって、相談した場所であると伝えられています。

 河原の付近では、何十年か前から、参拝者・観光客の誰かが始めて広がったらしい「願いを込めて小石を積むと願いが叶う」として多数の石積みが多数あります。

 今も皆さんが楽しそうに小石を積む、ちょっと不思議な光景も観られますよ。

 そんな天安河原で渓流の風景写真を写して、高千穂峡に向かうことにします。

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