ありがとう日記 〜自然の光〜
数日前の夜に部屋の電球が古くなったのか、
読書をしている間にぷつりと明かりが消えて
部屋が真っ暗になりました。
何度かスイッチをつけたり消したりしても、
反応はなし。
まず大家さんに相談しようかと思いましたが、
少し思いとどまって、
あえて夜に光のない生活を週末まで少し体験してみることに。笑
少し変わっているように思えるかもしれませんが、
これにも理由があって、
以前、ボランティアでルワンダのある職業訓練校に
日本からの支援金で通っていたある少年の家に
訪問したことが頭をよぎったからでした。
その少年は両親が早く亡くなり、
1人の女性のところに養子となって生活していました。
お金は十分にないため、
少年はあるおじさんの家で夕飯を作りにいって、
月々数ドルのお小遣い程度のお金をもらって
自分の鉛筆などの小物を買っていました。
家は土壁でできていて、
部屋に電気はなくて昼間でも中は薄暗く、
ドアはカーテンのようなものでした。
アフリカの他の国にも言えますが、
ルワンダで生活しながら貧富の差がよく見える印象を受けます。
人によって驚くほど金銭感覚が違うことに時々はっとさせられます。
部屋の電球がつかない生活をあえてプチ体験してみながら、
夜に服や化粧品を探しに手でスーツケースの中身をあさったり、
読書ができない、携帯の画面は明るすぎて見れないなど、
できることが限られるという不便さは感じながらも、
朝になったら眩しい自然な太陽が輝いていること、
ひとしくこんな素晴らしいものが与えられていることに
いつもより深く感謝だなと感じられました。☀️