「叱られたことがない」というコンプレックス
突然ですが、皆さんにはコンプレックスがありますか?
まあ、現代社会に生きていてコンプレックスを感じない人なんて、まずいませんよね。顔や身長などの容姿に関するコンプレクスとか、生まれや学歴に関するコンプレックスだとか。僕も大なり小なりありますが、今回書きたいのは、多くの人にとって重要ではないことです。
そう、僕にとってのコンプレックスは、「叱られたことがない」ということです。
※ここから、ちょー長いです。興味ないなら読まなくても大丈夫です。すみません。
「叱る」の定義
まず、叱るとは何か?調べてみました。
よく言われることですが、「叱る」と「怒る」は別物だということ。「叱る」は相手のためであって、「怒る」は自分のために感情を露にしていることを指すようです。
この「叱る」の意味を知って、僕の過去を振り返って見たとき、他人から叱られた経験を1ミリも思い出すことができませんでした。もちろん、親に叱られたことは数えきれないほどあります。ですが、他人から叱られたことに思い当たる節がないのです。
怒られた体験談
とは言え、さすがに他人から「怒られた」経験は、山ほどあります。
例えば、
他にも、
見苦しい言い訳
でも、上記2つの体験は「怒る」であって、「叱る」には該当しないんです。
僕が肉体労働系のアルバイトで資材置場を間違えたのは、
そもそも事務の方が工程を理解せずに、指示の異なる指示書を複数作って僕に渡したことが原因だったのです。直接的な原因は、事務員さんにありました。それに、現場のおじさんが僕に怒鳴ったとき、資材置き場を間違えたことを咎めて、反省を促す注意をしたのではなく、やり場のない怒りを感情的に僕にぶつけた、というものでした。(当の事務員さんは現場にはいないので。)これは、「叱る」ではなく「怒る」です。
先生が僕に怒ったのも、
「舐めた口をきくガキに腹が立った」のであって、僕の過ちを指摘して、説明し、厳しい注意を与えるものではありませんでした。その先生は、僕の人格否定から始まり、会ったことも無い親の悪口、人生失敗しろよ、とまで言われました。社会人経験の無い大卒が社会語ってんじゃねーよ、という気持ちは今でも変わりません。教師室も、社会人経験の無い奴らが集まって作った「社会もどき」ですから。バイトを何個か経験しただけの、社会人経験の無いアホの大学生の僕から見ても、教師という職業に社会人として素養と自覚が備わっているようには見えません。まあ、その教師は後に体罰でクビになったんですけどね。
何が言いたいかと言うと・・・
怖いんです。大学を卒業して、社会に出て初めて他人に叱られることが。
怒られるのは、怒る人の精神が幼かったからだと割り切れる。
でも、𠮟られるのは、自分のミスの所在が占める割合とフォーカス具合が大きすぎてメンタルに来そう・・・。
真面目なトーンで自分のミスを指摘されたら泣いちゃうだろうな。
あー、社会人になりたくないな。
自給5千円の「公園で日向ぼっこをするだけの会社」でも起業してみようかな。