くしゃみのデカい人、それってほぼ犯罪です
「ハクション」「ビャクション」
びっくりするほど大きなくしゃみをする人が時々いる。
ドキッとさせられた私としては、憤懣やるかたないのだが、くしゃみをした本人は、そ知らぬふりである。
少しくらい悪びれてほしい。何なら謝ってほしいくらいである。
ちょっとした音に敏感な私は、それだけで神経を使ってしまう。室内にいるほかの人は、大きなくしゃみがとどろきわたっても、平然としている。
「気にならないの?」
とっさに疑問が浮かぶが、我関せずである。
デリカシーに関わる問題だと思う。大きなくしゃみをする人って、このデリカシーに決定的に欠けているのだ。