思考が行き詰ったときに試してほしい〇〇シンキング
あなたならどうする?
次のお題に対してあなたならどう対応しますか?
13個のオレンジを3人に公平に分けてください。
13は3で割り切れません。
数で公平にできないなら、重さはどうでしょうか。
1個何グラムかわかりませんが、3で割り切れるかもしれませんが切るのが難しそうですね。
調整している間にオレンジがぐちゃぐちゃになりそうです。
このようにするのはどうでしょうか。
・オレンジジュースにして等分に分ける
・今は分けずに、オレンジの種を植えて増やしてから等分する
とんち?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この思考は、ビジネスやマネジメントにおいてもかなり役に立つ思考法であるとAndyコーチは考えています。
本日は、ビジネスやマネジメントに役立つ思考法についてご紹介します。
〇〇シンキングっていくつ知ってる?
〇〇シンキングと言えば、いちばん知名度があるのは、ロジカルシンキングではないでしょうか。
でも他にも〇〇シンキングがあることご存じですか?
簡潔に紹介されている文章がありましたので、ご紹介いたします。
イメージとしては下の図のようなイメージです。
ロジカルシンキングは、
所与の条件の中で課題に対して「なぜ?」を問いかけて結論を出す。
クリティカルシンキングは、
仮説や情報に対して「本当か?」と批判的に問います。
ラテラルシンキングは、
前提を取っ払って様々な観点で自由に最善のゴールにつなげる。
ロジカルシンキング・クリティカルシンキングは、ビジネスでのスキルとして講座や研修などもありますが、まだ注目度が低いラテラルシンキングについて本日は焦点を当てます。
ウミガメのスープ?
ラテラルシンキングは、ビジネスの中では注目度は少し低いですが、日本においては一時期少しブームになったんです。
水平思考クイズってご存じですか?
代表例は「ウミガメのスープ」。
というクイズに対して、回答者は出題者に「Yes」「No」「関係ありません」で答えられる質問を行い、答えを推理していくゲームです。
答えは先に決まっているので、様々な質問をしてヒントを得てその答えにたどり着くようにするというゲームです。
その質問をしていく際に必要になる思考がラテラルシンキングで、このクイズを解くためには、さまざまな観点を持つこと、常識にとらわれないことが求められます。
ビジネスにラテラルシンキングが生きている例で言うと、カーシェアが挙げられます。
元々車は所有するものという前提がありましたが、その前提を取っ払って共有するという新しいサービスを創出しました。
ラテラルシンキングのメリットは、論理的なアプローチだけでは気が付けない視点を得られて、本当に得たいゴールにたどり着ける可能性が高い点です。
この思考法は、特に思考の行き詰まりを感じたときに大いに役立つを考えています。
シンキングサイクル?
先ほどのオレンジ13個を3等分にする方法に戻りましょう。
オレンジの所与の条件として与えられた数と、特性として存在する重さで解決しようとするのはロジカルシンキングです。
一方、オレンジという個体で考えずにジュースにしたり、今分けずに将来分けたりと前提条件を取っ払って考えるのはラテラルシンキングということができます。
あれ、クリティカルシンキングは?となる方もいらっしゃるかもしれません。
クリティカルシンキングは、
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