【アイディア#14】使い方を分ける貯金箱
ご家庭で試していただきたい、ちょっとしたフィナンシェなアイディアをご紹介します。
今回のテーマは貯金箱。みなさんのお子さんは貯金箱を持っていますか?そして、それはどんな貯金箱でしょうか?
◾️何に使うかを考えて貯金する
貯金箱、と聞くと「貯める」ことが目的だと想像しますよね。でも、お金の使い方は「貯める」だけではありません。実はお金の使い方は4種類ある、と言われています。それは、「消費(使う)」「貯金(貯める)」「寄付(譲る)」「投資(増やす)」。この4つがあることを子どもと日常的に学べるのがこの貯金箱です。
それぞれお金を入れるところが4つの部屋に分かれており、足の裏の蓋からそれぞれ入れたお金を取り出せる仕組みになっている貯金箱。その名前も「ピギーちゃん」。お世話になっている方から頂きまして、6歳の長女が利用しています。
写真のSAVEの上に、楕円の白いシールを貼れるようになっており、そこに何のためのお金なのかを記すことができます。長女は、おもちゃを買うために「貯める」を実行中。そして、「使う」はお菓子のために時々入れています。
◾️6歳に寄付はできる…?
さて、長女に「ゆずる、には入れないの?」と聞いたところ、「おもちゃのために貯めたい!人にはあげたくない」という答え。そのため、「ゆずる」に無理には入れさせず、しばらくどんな使い方をするのか見てみることにしました。ちなみに我が家はお小遣いではなく、下記の内容の通り、仕事をすることで子どもが自由に使えるお金を手に入れるということを試しており、そのお金をピギーちゃんに入れています。
そして、何度か「貯める」にお金を入れて好きなものを買えるようになった長女。貯金箱を始めてから4ヶ月くらい経ってから、「妹(3歳)にもお金をあげたい」と言い始めました。そして、妹のために「譲る」の部屋にお金を入れはじめたのです。その金額は110円。ちゃんと消費税分まで考慮して妹にお金をあげる、という行為をしたのは、正直驚きでした。
自分でお金の使い方を考えたり、買い物をすることで、精神的に満たされる部分があったのでしょうか。もしかしたら妹が自由にお金を使えないことと自分自身を比べ、譲りたいという気持ちが湧いたのかもしれません。
まだ「増やす」にはお金を入れていないのですが、もう少し大きくなったら「増やす」部屋にもお金を入れてみたいと思っています。みなさんもお子さまの初めての貯金箱に、こちらのピギーちゃんを利用されてみてはいかがでしょうか? 以前お話を伺った額賀さんも同じピギーちゃんの貯金箱を利用されていますので、よろしければこちらの投稿もご覧ください。
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(文:Mari Kamei)
Money Savvy Pig(日本名:ピギーちゃん)の画像およびその加工物は米国Money Savvy Generation社の知的財産であり、I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社が同社との契約を基に日本における使用権と販売権を有しています。ここに使用する画像は同社の許可を得て掲載しているものです。
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