【お金の絵本#12】ビロードのうさぎ
お金について子どもに教えたいけれど、時間もないし、どうやって教えれば良いか分からない、という方でも家庭ですぐにできる「絵本の読み聞かせ」。お金に関連する絵本を順次紹介していきます。
今回のテーマは「大切にしたいもの」です。
ご紹介する絵本はこちら
「ビロードのうさぎ」
原作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・抄訳:酒井駒子
出版社:ブロンズ新社
まるで一本の映画のような絵本。坊やに大切にされたビロードのうさぎのぬいぐるみが主人公です。寝るときも遊ぶときもいつも一緒で幸せで、「ほんとうのうさぎ」になれたと思ったのに、突然お別れの時がきます。でも愛されていた時間は「ほんもの」。切なくて優しくて温かい結末が待っています。大量消費社会で、子どもたちには次から次へとおもちゃが与えられることもあるでしょう。そんな時代に、心に響く作品です。
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過去に紹介したお金を学べる絵本についてはこちらからまとめて見れます。
(文:籏野(磯部)萌子)
たくさんの家庭や子どもたちに届けるため、可愛いイラストを使ったお金の紙芝居、海外事例の翻訳など、さまざまなコンテンツを作っていきたいと考えています!