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【アイディア#23】捨てられるモノが生まれ変わると伝えたら?
ご家庭でお子さんと試していただきたい、ちょっとしたフィナンシェ(金融家)なアイディアをご紹介します。今回は「幼い子どもでも伝えてみよう」です。
買い物や預金、投資などお金を使う時、それが社会にどう巡っていくのかを想像する力を育んでほしい。そんなコンセプトのフィナンシェの会ですが、毎回難しく感じるのが、子どもにどう分かりやすく伝えるかという点です。
◾️まずは親が率先して取り組む姿を見せて
その中の一つのアイディアが、まずは親が行動すること。
例えば、普段の買い物で、環境に優しい洗剤を買う、有機野菜を選ぶなど。そして、日常生活の会話や、水に関係する絵本を読んだときに「いつも使っている洗剤は、川に流れても魚に優しいものからできているから大丈夫なんだよ」と教えてあげる。
例えば、牛乳パックや食品トレイを洗って乾かすためにキッチンにしばらく置いておく。そして、台所にお手伝いに来た時、一緒に回収ボックスに入れに行く時などに、何に生まれ変わるのかを伝えてみる。
◾️何を買うか、という選択で変わる世界
そして、環境に優しいだけじゃなく、もともとゴミとして捨てられていたものを新しく生まれ変えさせた物も買っています。私の場合は傘や靴。
傘は、廃材となった素材を集めたもの。
靴は、海などに捨てたれたプラスチック類からできたもの。
買った時に、「これはもともとゴミだったものから、新しく作ったんだよ。買うことで海のゴミが減ることにもつながるんだよ」と子どもたちに話してみると、「全然汚くないね!ゴミには見えない!」と驚き。こうやって自然な形で、買い物が世界を変えることもできると伝えています。
本人は、じゃあゴミから作られたものを買おう!とはならないのですが、日々生活の中で根気強くチャンスを見つけて伝え続けることこそが大事なのでは、と考えてます。
今後紹介しますが、こんな素敵な絵本もあります。道に捨てたれたポリ袋をリメイクして、お財布を売ったという実話です。買い物を通して子どもに伝えるのは難しい…と思ったら、まずこちらを読んでみることから始めてみませんか。
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フィナンシェの会では、「お金がどこからきて、どこへ行くのか」という流れを意識した金融教育を目指しています。他にも、日常生活で子どもとお金のことを学べるさまざまなアイディアをご紹介しています。宜しければ他のアイディアもぜひご覧ください。
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