見出し画像

【今日の学び】昨日の原油価格の上昇の要因とは?

今日の日経新聞19面「マーケット商品」のところに『サウジ原油調整金上げ』という記事が出ていました。

昨日、WTI原油価格が久しぶりに70ドル/バレルを終値ベースで超えたという記事が出たという投稿をしました。前回の記事では、原油価格上昇によって受ける影響について話しましたが、今回はその要因はなんなのか?ということについてカンタンにまとめます。

まず、今回の原油価格上昇はコロナワクチンの普及によるものが大きいと私は考えます。ワクチンの普及は物流の本格復旧を示す材料として申し分ないでしょう。また、記事にはアジア最大の原油消費国である中国にて、春に多い製油所の定期修理が一巡し、原油需要が再び高まってきているとの見方を示しています。

これに伴って、日本でもガソリン価格店頭0.4円高と2週ぶりの高値を見せました。WTI原油の価格上昇は、アメリカのドライブシーズン突入も関連していると思われます。日本よりも1歩も2歩の先にワクチンの普及が進んでいるアメリカでは、人の移動が活発になってきています。脱炭素社会に向けた動きがよく出てきている世界経済ですが、まだまだEVやFCVなどの普及には時間がかかります。まだまだガソリン需要は健在であり、原油価格の上昇は前回でも述べたように物流に多少なりとも影響を及ぼしそうです。

#最近の学び

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集