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生産性分析0 【勉強用】
※ 表題、分析しないみたいで紛らわしくてすいません😅
分子としての「付加価値」の中身
付加価値≒企業が新たに生み出した価値です。なぜ中抜きビジネスが忌避されるかの根拠でもあるかと。
この当てがわれた漢字には、不可視のバリューやブランドなども含まれる気がします。映像作品っぽい喩えでいうと後光が射していたり、オーラを帯びているような。例えばですが、ハイブランドの宝飾品とか服ってそういう持て囃され方ですよね?😅
が、財務分析における概念では、あくまでも加減乗除の算式で扱えるデータとしての存在です。😅
求め方2つ
控除法
加算法
控除法とは?
一般的な説明としては、
売上高から付加価値を構成しないもの(前給付費用)を控除することで付加価値は算出できる、とするものです。
建設業経理では、こちらを採用していると説明されます。
かつ、付加価値に対する態度としては、粗付加価値のほうを付加価値と呼んでいます。
確定申告などでも控除控除とややこしくされますが、要するに引き算法ですね。要しすぎ?🥶
加算法とは?
こちらは、売上高という母胎をよそに、
付加価値を構成する(とされる)数値を足し合わせれば付加価値は算出できるんだ、とするものです。
要するに足し算法ですね。
また要しすぎましたか🥶
共通する言葉もある
上のいずれの方法においても、
減価償却費を含めた付加価値のことを、粗付加価値と呼びます。
粗利益みたいですね😅。
減価償却費を除いた付加価値のことを、純付加価値と呼びます。
純利益みたいですね😅。
図解
画面を縦割りして左が控除法の図解、右が加算法の図解です。
双方、減価償却費を含めると粗い付加価値が求まり、含めなければ純付加価値となる関係があります。
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確認のためもう一度申しますと、建設業経理では付加価値を粗付加価値でカウントしています。そして左側の控除法です。
とすると、「控除」とある黒い矢印のうち、上の矢印しか実行しないということになります。減価償却費を残しておいて付加価値扱いで良い、と発想ですので…。
算式
$$
建設業会計の付加価値=完成工事高-(材料費+労務外注費+外注費)
$$
労務は労務でも、外注費だけを控除するので、いわゆる人件費は引かずに残す必要があります。
いずれの求め方も一般的に認められている方法なので、慣れるしかないんですが、あくまでも個人的には、「なんで減価償却費が新たに創り出された価値にカウントされるんじゃい?😅」という違和感が残ったまま、1級の勉強を継続して足掻いております。
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