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第三幕 経済的自立を実現するためにリスキリングする

「自分で描いた夢に向けてなら、どんな努力も努力でなくなる」綾小路 英虎

※以下、各節は目次のみとなっております。後日、1つずつ詳細を展開いたします。 3-1 公開済

3-1 リスキリングと私の想い

  • デジタル時代におけるリスキリングで本質的に重要なもの

  • 大学生・高校生・中学生にも、さらには小学生にも必要で、そこまで広がれば、経済的自立だけでなく日本のデジタル競争力の向上にも貢献できる

3-2 データを用いた問題解決の全体像 

  • 問題解決はスポーツである。スポーツなので、やみくもにやっても、うまくはならない。大事なのは型である。型をしっかり学び、それを身体にしつこく覚えこませれば、いずれ必ずできるようになる。

  • 必要な3つの型とは、「考え方の型」「データをビジネス・投資に応用する型」「伝え方の型」である

  • 【Case Study】胎教で問題解決を学んだ天才乳児の場合

3-3  ① 考え方の型

  • 複雑な環境の中で自分独自の意見をもてるようになることが重要。

  • そのために、静的な思考(論理思考+水平思考)と動的な思考(システム思考)の両方が必要。

  • 論理思考はすべての基本で、人の上に立つ人には必須。

  • 水平思考は基本的に楽しい。これを知ることで世の中が違って見えるようになる。

  • システム思考は少し難しいが、これにより根本的な問題解決ができるようになる。

3-4  ② データをビジネス・投資に応用する型

 起点を具体的なビジネスや投資のシーンとして、どういうことはデータや統計手法を用いて解くことができるのか、そのつながりを型として身につけていただく。

 いまビジネスでデータを用いている人は、そのスキルは投資に応用できることを理解いただきたい。そして、その反対も同様である。また、ビジネスでも投資でもデータを用いていない人。あなたはラッキーである。ビジネスと投資にデータを応用する型をここで同時に学ぶことができる。

 テーマは、ビジネスと投資に共通して応用できる基礎統計の重要な4領域を対象としている。この4つの各シーンに遭遇した際に、「こういう統計手法を使えば、この問題は解ける」という発想が自然とできるようになっていただきたい。

1.変動
◆ビジネス編「品切れもリスク、廃棄ロスもリスク」
◆投資編「コロナ前とコロナ環境下でのリスクの違い」

2.関係
◆ビジネス編「定石は決まっている」
◆投資編「いい夫婦とは? ~リスクヘッジ~」

3.分類
◆ビジネス編「人間の個性・欲求・価値観の定量化」
◆投資編「市場の変化に同じように反応する企業群」

4.予測
◆ビジネス編「精度と分かりやすさのバランス」
◆投資編「株価の予測」

3-5  ③ 伝え方の型

  • 「わかりやすく伝えること」「人の心を動かし実行へつなげること」の2つを両刀とする。具体的にたとえると、エクスカリバーとマサムネのようなものである。

  • 「わかりやすく伝えること」については、伝える力の最強武器であるグラフについて説明する。よいグラフとは、何もいわなくても見た瞬間に人に伝わる。その原理原則を学んでいただく。

  • 「人の心を動かし実行へつなげる」ためには、人の感情に踏み込むことが必要である。ここでは、その領域の最強武器であるストーリーテリングについて説明する。

  • エクスカリバーとマサムネを両手に持って戦えば、怖いものはない。

  • 【Case Study】神宮司 明(40)の場合 「神様のおくりもの」 

※「2023年5月発売予定の書籍に掲載のものと、内容を一部改変してお届けしています」

※第四幕へ進む場合はこちら



【Case Study】の関連情報
 この話の中には、二人の経済的自立を目指す主人公が出てきます。
 
 一人目は、旅行好きのサラリーマン 神宮寺 明さん(男性40歳) 
 家族構成は、奥さんと子どもが2人。
 子どもは高校2年生と中学3年生。今年、下の子が受験だが、屁理屈ばかりいって、いつもだらだらしているので、奥さんがピリピリしている。
 神宮司さんは旅行が大好きで、旅行するために仕事をしているようなものである。今年は受験後の春休みにフロリダのディズニーワールドへ行き、全世界のディズニーランドの完全制覇を達成しようと考えている。
 過去、旅行にお金をつぎ込み過ぎて、金融資産はほぼ0である。投資の経験もない。最近ふと、「旅行が仕事だったらなー」と考えることがある。

 二人目は、夢をもったセラピスト 如月 凛さん(女性25歳)
 如月さんは大学卒業後、ずっと大手のマッサージ店で働いている。体育大学出身で、大学時代は部活に命をかけ、筋肉や食事についても詳しい。
 マッサージでは一人ひとりの状況に合わせて、独自の技を創り出すのが得意で、お客さまに合った施術をしてくれるということで、リピーターも多い。
 最近感じているのは、マッサージだけだとお客さまの体をよくするのに限界があることである。筋肉もうまくつけないといけないし、柔軟性も必要。食事も大事だし、お酒ともうまく付き合っていく必要がある。「このあたりを全体的にサポートできたら、もっともっとお客さまのパフォーマンスを上げられるのに!」と考え込むことが増えた。自分でやってみようかなと思いはじめている。
 
 「でも、やっぱりお金が心配。お金の心配なくチャレンジできたらいいなー」



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