なぜ人により映画の評価って違うのか？
タイムトラベル映画大好きりゅうさんです。
皆さんはどんな映画が好きでしょうか？
好きな映画は人それぞれ違います。
私の好きな映画評論サイトFilmarks にもユーザーのレビューとスコアが載っていますが、それぞれ違っていて見ているだけでも楽しいです。
そしてどんな作品でも最高のスコアをつける人もいるし、最低のスコアをつける人もいます。
いったい何で人によりこんなに評価が違うのか、この原因を探るため、「僕と彼女のファーストハグ」と「Shiva Baby」の二作品についてFilmarksのレビュースコアの統計的なバラツキを調べてみました。
本当はレビュー数が多い有名な作品を選んだ方が良いのですが、とても解析する時間がないので今回は母数が200程度の小さな作品を選びみました。
また、評価がほぼ安定していると思われる2020年の作品から選びました。
結果を図1と図2に示します。
予想通り平均値を中心に左右に分布するデータが得られました。
きっとレビュー数の大きな作品なら正規分布と言われるガウス分布に近い分布になるはずです。
つまり映画の好みはきわめて統計的な偏差（バラツキ）で説明できそうという事です。
この結果が意味するのは、すべての人が気にいる作品を作るのは絶対に無理であると同時に、どんな低評価の作品でも必ず何人かはそれが琴線に触れて最高評価を与えるオタクな人もいるという事ですね。
本評価ではその映画を観ようと思った集団はすでにその時点で何らかのバイアスが掛かっている可能性があるのと、レビュー者の基準がみな合っているかという問題は有りますが、傾向はちゃんと出ていると思います。
りゅうさんでした。
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