射倖心

私の好きなニュース番組ダントツ1位のテレビ東京モーニングサテライト 
毎日経済の今についてあらゆる方面から解説してくれます。
コメンテーターの皆さんは本当に聡明で説明もわかりやすいし、時にダジャレあり、時に経済を昭和歌謡に例えてくれたり、こんなにも複雑な経済界を身近に伝えてくれる番組はありません!
っというか、他の局、くだらないワイドショーやってないで全部これにしてほしい

そして今日は新たに射倖心という言葉を知りました。

いつも上品な話ぶりかつ丁寧でわかりやすい谷さん
投資界の重鎮ウォーレン バフェット氏が、定期的に出している株主への手紙に
「株価の高騰はカジノ的」と表現した背景を読み取ります
射倖心とは、働かずにまぐれあたりに儲かるのを期待する心。これが煽られるとで株価が押し上げられるのはバブル状態を招く恐れがある。

どういう仕組みかといえば、射幸性が高まるとFOMOの苦しみが増す
FOMOって何?
それはチャンスを逃すことの恐れで、急騰している株に対して、「あの時買っていれば」とか「今しか買うチャンスがないかも」という気持ちが強くなることだそうです
この不安に煽られた人が株を買うことで株価が上がってしまう。これは実績が評価されて出た結果ではなくて、いわば中身のない株価つまり泡が膨らむという理屈

バフェット氏はこれに警鐘を鳴らしたのではないか?というお話です。
実際この射倖心ゆえ株価が上がり、資産を増やした人がいっぱい買い物するようになると物価が上がる。FRBはインフレを抑制したいのに逆に動いてしまうことになるかもしれないのです

30年前のバブル期。当時はどういう意味なのかさっぱりわからず、とにかくこの富は一瞬にして消える泡みたいなものなのね?と思っていましたが、この射倖心が人々を煽ること、よくわかりました。
私もエヌビディアにはまさに射倖心を煽られるところでした。

元々金融リテラシーの低い日本人
みんなモーサテ見て勉強しよう!

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