驚愕の記録魔、母のノート

母が先週、朝から血圧が高いと言いだし、以前処方してもらった薬を飲んだら下がったから、その薬だけ追加で欲しいけれど暑いし、そのためだけにバスに乗って病院に行く方が病気になりそうだというので人生初のオンライン診療にトライすることにしました。
病院まで行かなくても、オンラインで診察してもらい薬を処方してもらえる。
受付のために、保険証の画像送ったり、現在の症状、診療の目的を書き込まなければならないと言ったら、あるノートを出してきました！

ノートを開くと細かく線が書き込まれ表になっています。
毎日の血圧、とった栄養素、不調のときに飲んだ薬や処置、さらに良かったことや感謝することのひとことメモがびーっしり記録されている！
もう数年書き続けていると、、
見事というか、すごすぎて言葉を失う。

良いことひとことメモには
ビオラを植え付けた
カーテンを洗って干せた
収納革命
ナスの色油を塗ってチン（色どめすることらしい）

あらゆるひとことがきれいに並んでいます。
でもその行が進むと季節が移り変わっていく様子が思い浮かぶし、電話でおしゃべりするお友達のこともうかがい知れます。

栄養の欄は横軸に肉、魚、卵、乳、油、野菜、芋、大豆、果物、海藻
縦軸は日付けになっていて、その日食べたかどうか？○をつけています
自分で栄養管理をしている。

実は私も記録マニア、自己管理マニアだけど、その遺伝子がこんな強烈だとは思いませんでした。手書きでここまでやるとは！
89歳！恐れ入りました。

確かに母はしっかりしています。友人の親は皆どこかしら問題があって、みんな介護のことを悩んでいるのに、私の母はまだ自分のこともできるし、もちろん料理の味も変わらない。
ここまで病気にならなかったのは、この記録魔性格が関係しているとも思えます。

そして、彼女が及ばないデジタルな世界については、娘のはからいで初めてのオンライン診療を受け、無事に薬も処方してもらえました。

オンライン診療のことを書こうと思っていたのに、ビックリしすぎて話題変更。
あっぱれな母でした。