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外国人にインタビュー遠足やってます

私の教室では毎年外国人にインタビューする遠足に行きます。
今年もただいまレッスンで練習中
初めて行ったのは2017年浅草の浅草寺でした。
その時の記録です。


初めてのインタビュー


2017年7月11日
本日は猛暑の中、浅草は浅草寺の境内で、初めての外国人にインタビューしよう!遠足でした。
この計画を立てた3ヶ月前から教室ではインタビューの練習を何回もしました。
初めて会った時の挨拶、質問フレーズ、お礼の言い方、教室では私が外国人役をやってイメージトレーニング。子供達はやる気満々ですが、本当に言葉として使うのは今日が初めて!いったいどうなるか?

偶然にも今日は浅草寺ほおずき市初日!
これは混雑するだろうと、早めに浅草に集合してミッションを開始することに。
お手伝いに英語講師の友人にも来てもらい、数人のグループに分かれて境内にいる外国人環境客に声をかけます。
Excuse me!
「私の生徒に英語の勉強させるために来ているのですが、少しインタビューしてくれませんか?」
知らない人に声をかけるのは私だって苦手ですが、自分で企画したんだからやるしかない!やると決めたら、そこらじゅうにいる外国人の方に話しかけました。
すると、観光に来ている方たちは皆さんとても親切で、子供が恥ずかしがっていると、インタビューシートを覗き込んで
「これ、言うんでしょ? 言ってみて」
と目線も子供に合わせて話してくれます。
たった今あったばかりなのに、こんなに親切にしてくれること、それに必死で応えようとする子供達。そのうちに慣れて来て、しっかりインタビューできていく姿に先生感激!

机の上や教室の中でいくら英語ができたって、社会で使えなきゃ意味がない。
大切なのは相手を理解したいと思う気持ちと、伝えたいと思う気持ち。

みんなが練習したフレーズで、たった1時間ほどに、オーストラリア、アメリカ、ブラジル、メキシコ、コロンビア、ベルギー、オランダ、インドネシア、中国、カナダ、スペインと10ヶ国の人に通じたのです。
そして、インタビューさせてくださった方には、それぞれが書いたThank you カードとベッコウ飴をプレゼント。
暑い中、時間を取ってくれた外国人の方たちも、このささやかなプレゼントを喜んでくれました。
ほんのわずかな国際交流だけど、子供たちは世界につながれました。

後日驚きのつながりが

この日、ある南米からのツアーで来たメキシコ人の方が名刺をくれました。
せっかく名刺をくださったので、思い切ってその時撮った写真とFacebookのアドレスをはりつけてメールしてみました。

すると、教室のFacebookにいいね!してくれて!
さらにはお返事が来ました。

「メールをありがとう。私も教育者の1人です。なので、子供たちがたくさんの人とふれあう機会の大切さがよくわかります。何かお手伝いできることがあったら言ってください、、、」
彼女のFacebookをのぞいてみたら、先生をしている写真がありました。そういえば、あの日うちの最年少の生徒がなかなか質問できないでいたら!
「これをきくんでしょ?Where are you from?言ってみて」といかにも先生っぽい対応をしてくれました。

思い切って行動すると、新しい世界につながる!

さらにつながる

ところがこれだけではないのでした。さらに驚いたことに!そのメキシコの方へのお返事に、私の高校時代の親友がメキシコのアグアスカリエンテス交響楽団でハープを弾いていることをメールに書いたところ、なんとその方のご両親はアグアスカリエンテスに住んでいると!!!!
メキシコったって、メキシコシティとアグアスカリエンテス以外にも町はあるだろうに、なんたるピンポイントの共通点!まさに点!

浅草寺だってものすごい人の数で、その中でたった16人の人にしかインタビューしてないのに、、偶然なのか必然なのか縁とは不思議なものですね
「それはぜひ会いに行かなきゃ」ってお返事来ました


これが初めてのインタビュー遠足でした。
生徒よりも思い切ってやったのは私の方だったと思います。
でも、この3分間のインタビューは子供たちと世界を繋いでくれました。
そして、私の教室お決まりのイベントになったのです。



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