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現代の国語フェイクの見分け方って!

イマドキな講義

何気なくテレビをつけたら、教育テレビで高校講座 現代の国語をやっていました。
え?フェイクかファクトか?って?
どうやらXなどでフェイクニュースを見分ける方法について説明しています。
例文からどこが信じ難い部分なのかを指摘する課題。
ポイントは、曖昧な表現は疑ってみる。団体名など実際に存在するのか確認する。発信源の確実性をみる。

これが国語の勉強なんだ!?

ツッコミどころ満載のチェック法

講義は だ い じ か な をチェックして見極めようという結論なのですが

だ 誰が この情報を発信したか?
→そもそもニックネームだらけじゃ

い いつ いつ発信されたのか?
→災害など起こるとそういう時に出るのがフェイクなんだから、
何を手掛かりにしろと、、、?

じ 事実 事実の根拠や参照はあるか?
→これは出てきた言葉を検索すると確かめられることはできそう

か 関係 自分とどのように関係するか?
→これ訳がわからない。 

な なぜ 情報発信の動機は?
→ 刑事か?


まだツッコミどころだらけのマニュアルだけど、確かにこんなにもフェイクニュースが蔓延しつつあれば、対処法を発信するのもうなづけます。

えー!引用リツイートの仕方?

さらに驚いたのは、もし、フェイクニュースを見つけたら、どう「引用リツイートしますか?」という課題

ほっとけや!
とか思っちゃいけないのか?

注)「引用リツイート」という言葉自体、私の世代の半数はわからないと思われます。そういう方は現代用語の基礎知識へ

それはともかく
例えば「消毒液、除菌ウェットティッシュがなくなるかも!早く買っておいたほうがいいよ!」という書き込みがあった時
個人のつぶやきだとしても、信じた人には不安感を煽られる内容です。
番組出演の高校生は
「◯◯スーパーにはたくさんあったよ!!だから大丈夫じゃないかな?」
「まだ在庫のあるお店もたくさんあると思うよ」
と回答。
それに対して講師の指導は
◯◯スーパーと特定してしまうと、そこにいく人が集中してしまう可能性があるからあまり良くないとか
「たくさんあるよ」ではなく「あると思うよ」と表現を和らげたのは良かったとか

確かにこれは国語の授業だわ

なんという世の中!

こんな講座が必要な世の中

自分の高校時代(40年前)現代国語は何を習っていたっけ?
私の中では現代国語って「古典じゃない方」という意味でした。小説の解釈とかやったような気がします。あの頃、40年後に小さな薄っぺらいカードのようなものに、自分の思ったことをちょろっと書くと、知らない不特定多数の人がそれをみて、場合によっては世界的に影響を及ぼすことになるなんてこれっぽっちも想像できませんでした。

この「簡単自分の気持ち発信ツール」のために誰かを傷つけたり、騙されたりしないように、学習することが高校講座で指導されるとは、確かに現代に必要な講座です。
あ!必要なのかもしれません。の方が良いの? 良いのかもしれません?
なんでも断定しない方が???

ちなみにこの文章、AIが書いたものでもフェイクでもありません。
あいまいな表現とか、まとまりのない文章とか全部私の力不足だとお分かりでしょう?

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