私の就活日記　ep.2〜クソヤローの成長日記〜

　こんにちは。フジです。ep.2も、来て頂き読んでくれて有難うございます。皆さん体調は大丈夫でしょうか。今油断して外に出てしまうとここまで頑張って自粛した事が０に戻ってしまいます。今後のことを考えてできるだけ外出や人に会うことは自粛して、みんなで頑張りましょう。

 　ep2ということで、自分語りを書きます。興味のない方はすいません。クソヤローが考えてバカヤローになる過程を笑っていただければ幸いです。

前回の記事で、ボロクソに合同説明会について書きましたが、それは今になって思うだけで、それを肌に感じるためには一度くらい入ったほうがいいと思います。まずは自らやってみてください！！

　学生時代に一般就職活動をしていた私ですが、薬学性にありがちな、MRという、製薬企業の営業を目指していました。その当時から薬剤師に向いてないと思っていた私は、地方のFラン薬学生で、どのように一般企業に就職活動をしていいのかが全くわかりませんでした。むしろ、薬学生と言うバックグラウンドがあれば、余裕で就職など出来るだろうと思っていたクソヤローでした。（その考えは選考が進むにつれ粉々に打ち砕かれました。）

　そんな中、その地方で、私が散々馬鹿にしている、薬学性向けの合同説明会たるものが開かれました。参加の企業は薬局と病院のみで一般企業はもとより、製薬会社などの参加は全くありませんでした。そこで、右も左も分からない、私の人生のターニングポイントとなる人と出会いました。その合同説明会にたまたま来ていた、主宰就職支援会社のエリアリーダーでした。その方とは今も付き合いがあるほど刺激をもらっています。薬局や病院の就職が眼中になかったクソヤローの調子乗りの私は、どこのブースに行くのではなく、フラフラしていました。そんな中、なぜか私が話しかけたのが、一際目立つそのリーダーの方でした。私はこう言いました。

「MRを目指しているが、企業は来ていない。MRになるにはどういった就職活動をしたらいいですか。」

だいぶ高飛車です。あんた達のやっているイベントは全く興味がないと言っているようなものです。クソヤローです。

そこで、その方は、とりあえずどこでもいいから、自分で５件選んで、真剣に自分の思いを言って、色んな話を聞いてこい。と大人な対応で言われました。せっかく来たしと切り替えた私は、各ブースに行き、

『企業を目指しているのですが、お話伺わせてもらってもよろしいでしょうか？』

っと、なかなかの高飛車な斜め姿勢で、薬局企業さん達のお話を聞かせてもらいました。あの時の薬局企業の採用担当者の皆さん、

本当に、すいませんでした！！！

もちろん無下に扱われた所ももちろんありました。そんな中、真剣に話を聞いて頂けた薬局さんに、自分の考えを話し、対話して頂き、色々教えて頂きました。真剣に働いている大人達の話を聞いて、自分の人生を考えることで、クソヤローの私も、バカヤローくらいに成長しました。まさにあの時がターニングポイントだったと思います。だから、合同説明会も臨み方と考えによっては、悪くないよ！！笑

そこから、私の就職活動は加速します。これは次回で。

ここで、今就職活動している学生や、社会人になった新人へのアドバイスは、

【身内や、先生以外の色んな大人の人と真剣な話をしてみよう！】

です。

　実習生を教えている時も思いますが、学生の大半は身内以外の

大人との真剣な対話経験が圧倒的に少ないです。

なので、初期の実習で一般患者対応に緊張しまくります。私は学生の頃から、Barに一人で行ったりなど、カッコをつけて、そこに出入りする大人と話したり、１０歳年上の兄がいるおかげで昔から年上に臆する事がありませんでした。年上の方達はやはり同じような経験をしていたり、自分にない価値観を持っているので、それを受け取るだけで、大幅なスキルアップになります。今は叶わないですが、お酒を飲める飲めないに関わらず、1万円を握りしめて、いい雰囲気のお店（入りたいと思うような店）に思いきり飛び込んで、店員さんと話してみてはどうでしょうか。新しい世界が観れるのと、スキルアップは間違いないとおもいます。

　次回はバカヤローになった私の就職活動がもうちょっと進みます。ep.3も興味があればお願い致します。