【自動マスタリング】LANDRとSoundCloud、どちらが良い?
人工知能(AI)による自動マスタリングを使用しています。
現在使っているLANDRの料金プランが大幅に改定された為、今回のnoteでは、今後使う自動マスタリングサービスを変えるかどうか、比較した経緯を記録したいと思います。比較対象はLANDRとSoundCloud。
私の結論
どちらのマスタリングも良い。付帯サービスにも惹かれる。今のところはLANDRのオールインワン定期プランに変更する方向です。→2022.10.17よくよく確認したところ、オールインワン定期プランに変えなくてもいいことが判明したので、現在の契約を更新することにしました。
現在のLANDRマスタリング料金
現在利用しているのはLANDRの4,800円/年のマスタリングプラン。月に換算すると、400円です。安いですよね。しかもマスタリングし放題。私の場合、多い時は月に30回ぐらい、少ない時は10回ぐらいの使用頻度。
毎回作った作品がAudiostockの審査に通るかどうかわからないので、最強プランだと思ってました。マスタリングし放題なのは大きなポイントです。※現在、この料金プランは廃止されました。
数多のオンライン自動マスタリングサービスの中でもっともお手軽価格ではないかと思います。とくに初心者には。
>> https://audiostock.jp/artists/46567/audios
LANDRの新料金プランとサービス内容
LANDRのマスタリング料金プランがいつの間にか一新されており、衝撃を受けました。おそらくメールでお知らせが来ていたのでしょう。しかしながら英語なのでスルーしていた可能性。もし新料金に気づかなかったら、気づかなかった自分に対する倍の衝撃を受けるところでした。。
新料金プランを使うとしたら、年間契約(月あたり1,392円)がお得。途中でやめるかもしれないなら月契約という選択肢もある。
それから、マスタリングの他にLANDRのサンプル音源も別途1年契約(自動更新)で使っています。更新期限が早いのはサンプル音源のほう。今のところ、サンプル音源のみの単独契約を解除して、定期プランに切り替えようかと。
というのも、新しい料金プランは
マスタリング(MP3書き出しは無制限)
サンプル音源(月100点まで)
が両方含まれるほか、配信し放題などのサービスも使えるオールインワンプランになったから。
高くなった理由には、きちんと意図がある。。配信し放題については、各種配信サービスをお使いのクリエイターにとっても気になるところかと思います。
サブスク系は何もかもが値上がりしていくのか。どこかのアーティストが言っていたように「地獄に落ちてほしい」とは思いませんが、料金改定については納得できるよう、段階を踏んで数回アナウンスをしていただけるとありがたい。カントリーマアムみたいに、気づくか気づかないかのうちにどんどん小さくなるほうがユーザーは幸せなのかもしれん。
サンプル音源の使い方と料金についてはこちらにも書いています↓↓↓
SoundCloudの自動マスタリング機能
もともとSoundCloudを使い始めたきっかけは無料で投稿できるからという理由でした。使い始めた当初からインターネット上では「SoundCloudは下火である」との論調を見かけてきました。
しかしながらSoundCloudはワールドワイドなサービスだけあって、ユーザー画面の使い勝手は良いと感じます。無名アーティストの音楽もかなり興味深い。
もちろん有名アーティストも数多く投稿しており、SoundCloudから人気に火がついたことで有名なのはビリー・アイリッシュ。
BTSのアカウントだってある。SoundCloudは楽曲にイイネすると、波形のイイネしたタイミングにアカウントのプロフ写真が載る。
SoundCloudには2020年7月に自動マスタリングサービスが搭載されました。>> SoundCloud Pro Unlimited でトラックをマスターする
SoundCloud Pro Unlimitedに加入すると、毎月3つの無料マスタリングに加え、割引価格で自動マスタリングを追加購入できるとのこと。
SoundCloudで使えるのは、Dolbyという会社が提供する音響技術。SoundCloud上で4種類のマスタリングを選べる仕組みです。
>> Dolby公式サイト
SoundCloud Pro Unlimitedプランの料金は、年払いで1,208円/月。そして無料プランにはない、Pro Unlimitedとしての特徴は次の内容。
統計データを失うことなくトラックを交換できる
事前のリリーススケジュール
コメントオフができる
SoundCloud やその他の音楽サービスでの再生を収益化する
他にもいくつか無料プランにはない機能がついてきます。トラック交換が
可能ってすごいですね。たしかに、アレンジした後に交換したくなる時はある。
>> SoundCloud Pro Unlimitedについて(公式ページ)
私(fm23)の現在のSoundCloud利用状況は、以下のとおり。
77個のBGMを登録(無料で利用可能な3時間分のうち70%を使用中)
配信先サービスをプロフに掲載(Apple Music、Spotifyなどのリンク)
楽曲ごとの詳細欄に販売先サービスを掲載(Audiostockの販売リンク)
SoundCloudの良いところは、無料で数多くの楽曲を掲載できること。おそらく私の短尺楽曲なら全部で100曲近く投稿できる。それから、自分でプレイリストを作ると、作業しながら延々と好みの曲が聴けます(無料で)。CMは入らないし、快適です。
ちなみに、SoundCloudの良くないところはスパムアカウントが取り締られていないところ。スパムは聴きもしないのにイイネしたりコメントしてきたりする。この多くのならず者たちを一刻も早く取り締まり、凍結してほしいな!
ということで今回、LANDRの比較対象にSoundCloudを挙げました。さまざまなサービスが含まれ、無制限にマスタリングを行えるLANDRのほうが今の私にとってメリットが大きいことがわかった。LANDRの思うつぼかもしれませんが。
仮に今サンプル音源を契約していなかったとしても、使い勝手から考えてLANDRを選んでいました。今と違って、wav書き出しが出来るようになるのも大きなポイントでした。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。