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【一発でTOEIC 935】理系大学生のTOEIC攻略記#1
たくさんのスキありがとうございます!
新年明けましておめでとうございます。
僕は年越しの瞬間に寝落ちしていてぬるりと2025年を迎えてしまいました。
みなさんはジャンプとかしていましたか?何にせよ今年も良い一年にしていきましょう。
いいスタートを切るなら新年が最適
さて、新たな年を迎えて多くの人が今年の目標を立てている頃だと思います。大晦日も元日も地球にとっては何も変わりませんが、人間は節目を設けることで新たな気持ちで物事に取り組むことができます。
新年というモチベブーストのかかった状況で目標に向かって努力することでさらなる成長を達成できるはずです。
そんな中、多くの人が興味を持っているであろう英語学習、その中でもTOEICをテーマに記事を書いてみました。
英語というのは何にでも活きる最強の武器です。
その習得を目標にして努力することは素晴らしいことだと思います。皆さんにもそれぞれの目標があることでしょう。転職、昇進、留学、異文化理解、このどれにも大きく役立つのが英語というスキルです。この記事を読むことで少しでもその目標達成に近づけることを願っています!
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僕は理学部物理学科に通うバリバリの理系ですが、TOEIC L&Rを受けて一発で935点取ることができました。もちろん試験対策もしましたが、一回の受験で高得点が取れるということは試験によらない普遍的な英語力があることの証だと思います。
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TOEICも試験であり、出題方法もかなり決まっているので特化した対策をすればそれだけで点数は上げられると思います。しかし、本質的に大事なのは試験に左右されない英語力のはずです。
今回はそれを意識して、普遍的な英語力を身につける方法に重点を置いて記事を書きました。時代にも試験にも左右されない確かな英語力を身につける方法を共有していきたいと思います。
僕は他にも、どちらも一回のみの受験でTOEFL iBTで96/120、TOEIC S&Wで160と180を達成しています。そのため、普遍的な英語力という点で文句はないと思います。他の記事にも分けて英語力を伸ばしていく方法を共有していくつもりなので、ぜひ参考にしてみてください!
今回、記事が長くなったので#1と#2に分けました。正直自分にとっては#1が本質で#2はおまけのような感じです。
(1月18日追記:おまけのつもりでしたが結局色々書きました。興味のある方は#2もぜひ!)
楽しんでいただければ「スキ」をお願いします!
前提
はじめに、公平性を保つために僕の英語学習に関するバックグラウンドについてここでまとめておきます。
まず、僕は帰国子女とかではありません。大昔にECCジュニアに通っていましたがイヤイヤ期が重なってすぐにやめました。これによって簡単に英語ペラペラの世界線は絶たれました。もっと頑張れよ、昔の自分!
その次の英語学習は小5から習い始めた公文式です。小5にはワクワクして仕方なかったイー・ペンシルを使うことが半分くらい目的でした。
正直このときの英語学習が今でも基礎となって生きていると感じます。基礎の部分を真面目に頑張って勉強する経験はいつでも大事です。
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大学受験期
そして、大学受験のときの英語学習がさらに英語の理解を深めるきっかけになりました。受験という目標をきっかけに、英語の基礎を洗いざいらい学び直したからです。少しだけ学習過程を振り返ってみます。
まずは単語から重点的に覚えていきました。単語というのはやはり英語に限らず言語の基礎です。それを念頭に置いて、それぞれの単語が使われる文脈などを意識しながら自分の頭の中に単語の体系を作っていきました。
そのときに使っていた単語帳は、みんなが”鉄壁”と読んでいたこの本です。この本もイメージを大切にして単語を覚える重要性を強調していました。
もうひとつ、Core 1900も英単語習得に役立ちました。この本のコンセプトは文脈と一緒に単語を覚えることです。テーマに沿ったパラグラフが用意されていて、その中の単語を覚えていくという流れです。この構成のおかげで単語の使い方により習熟することができました。
音声もついているので、文章の意味を正しく理解した後にシャドーイングの練習もしていました。理解したパラグラフ単位でのシャドーイングは単語を習得できるだけでなく、単語が使われる文脈も同時に頭に入ってくるので英語学習に最適だと思います。
英単語の学習において最も簡単で効果的なのは、単語に触れる回数をできるだけ増やすことだと思います。一つひとつの単語を深く理解することももちろん必要ですが、繰り返し何度も同じ単語に触れることで自然と理解が深まり記憶に強く定着していきます。
そして、次の本が僕の英語学習にとってかなり革命的でした。それが、『例解 和文英訳教本』です。
この本では、学校で習うけれどイマイチ深く理解できていない英文法のニュアンスを正しく理解することができます。時制や助動詞など、文章の構成要素についての意味合いが詳しく解説されているので、今まで曖昧に用いていた英語を自信を持って理解し、英作文でも使えるようになります。
例えばこの本の第1章は時制についてですが、この部分だけでも読む価値があるでしょう。「現在形」や「未来形」、「現在進行形」といった時制について学校で習ってきた意味がかなりでたらめであると気づき、より正しい理解を得られます。
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また、自然な英語の文章を作る方法まで示されているので、英語の文章を書く作法も身につきます。
やはり英語がわかるということは自分で英語が書けるということでもあると思います。そういう意味で英語の理解が深まる一冊です。
また、TOEICのためにはオーバーワークかもしれませんが、以下の一冊も英語の理解を深めるためにおすすめです。少し難しい英文の引用に対して徹底的に解説が加えられており、ある程度の英語力がある人が取り組めばさらなる理解を得られると思います。
この本を楽しんで読めるようになることを目標に英語学習を進めるのもありだと思います。
以上の理解を経た上で、英作文の練習もしていました。やはり学んだことを意識的にアウトプットする時間も大切なので、必要な時間と割り切って取り組んでいました。参考程度に、僕が使っていたのは以下のテキストです。
振り返ってみれば、高校までは長文を書く訓練を全く積んでいなかったこと、アウトプットの時間が少なすぎたことが一番の後悔です。
一般的に言って、英語学習に効果的なのはバランスの取れたインプットとアウトプットです。どちらもおざなりにならないように定期的に振り返るようにしてみましょう。
基本的に大事にしてきたこと
僕は英語を学ぶ際に昔から大切にしてきたことがあります。それは、英語を使う人になりきることです。その中でも、発音についてはかなり意識してきました。
赤ちゃんが言語を習得する道のりでも、そもそも言語が発生する過程を考えても、やはり始まりは”音”からだと思います。
Listening & Speaking → Reading & Wrinting
音が言語の成り立ちの根幹部分にあるので、音の理解・習得というのはその言語の獲得に大きく影響するはずです。ここでいう音の理解・習得とはその言語を正しく発音できることを指しています。
発音といっても、それぞれの単語の発音だけを指すのではありません。英語には、単語がつながったときの音声変化(リエゾン、リンキング)や、文章全体での英語特有のリズムなどもあります。これら全ての音の情報が全体として英語という言語を構成しています。
こんなに深くは考えていませんでしたが、恥ずかしがって日本語英語になるのが嫌だったので僕は昔から発音にこだわっていました。そうすると、英語の抑揚も自然と身に付きますし、英語を読んだときに英語として頭に入ってくる割合も大きく変わってきます。
英語を英語として完全に切り分けることで英語脳の形成が進んだと考えています。
ちなみに、英語の発音にこだわって発音能力と同時にリスニング能力も鍛えることを目標にした以下のような本もあります。僕はこの本でいくつもの種類がある英語の母音や子音の発音訓練をしました。
コミュニケーションの本質は自分の考えを相手に伝えることなので、拙い日本語英語でも相手に伝われば良いという考えは理解できます。しかし、発音の訓練や英語の抑揚などを意識することが英語脳の発達を促進することも確かでしょう。
回り道に思えることが近道だったということもあるので、余裕がある人は英語の発音やスピーキングにもう少し力を入れてみると英語学習にブレークスルーが起きるかもしれません。(筋トレでも部分的に鍛えるより全体的に鍛えた方が効果が大きいことと似ています。)
結局一番効率の良い「毎日の英会話」
身も蓋も無い話ですが、結局一番効果的なのはどんな形であれ毎日英語に触れ続けることです。その中でも、最も効果があると感じるのは毎日取り組むオンライン英会話です。
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僕は大学に入ってからオンライン英会話を始めましたが、なんでもっと早く始めなかったのだろうとめちゃくちゃ後悔しました。
僕が続けているのはDMM英会話です。色々な料金プランがありますが、僕は月々6980円で毎日25分、非ネイティブの講師と会話できるスタンダードプランを利用しています。
最初はもちろん僕も緊張しました。全く話す訓練をしていなかったので喋れる自信もありません。ですが、講師の方もさまざまなレベルの生徒を相手にしているので、優しく手助けしてくれる方がほとんどです。最初はつまりながら話していましたが、つまったところを復習して毎日続けることでどんどん英語が出るようになっていきました。
毎日のアウトプットは結局最強です。
アウトプットは頭を使う作業でしんどいのでサボりがちです。しかし、毎日強制的に英語を使う時間を設けることで、インプットとアウトプットのバランスがとれ、英語学習の効果を飛躍的に高めることができます。
こういうのは結局、なんでも行動する人が最も成果を出していくと思います。新年でバフがかかっているタイミングでオンライン英会話に挑戦してみるのも良いでしょう!今はAIのスピーキングアプリとかもあるので活用できるものは数多くあると思います。
少しまとめ
僕の英語学習を振り返ってみて思うのは、英語力というのは4つの技能をバランスよく伸ばすことが大事だということです。
英単語や英文法は言語の基礎となるので必ず押さえないといけません。しかし、その後の学習においては4つのどの技能が欠けても総合的な英語力は身につかないと思います。振り返れば、L、R、S、Wのそれぞれの技能が他の技能を伸ばす形で包括的・普遍的な英語力が育まれてきたと感じます。
インプットとアウトプットのバランスを意識しながら、すべての技能を大切にすることを目標に英語学習に励むことで、結果的に自分が求める英語力を手に入れることができるでしょう!
この続きである#2を公開しました。#2も英語学習やTOEICの勉強法など色々書いたので興味のある方はぜひ読んでみてください!
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