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「ママ、適当にやってるって言わないで」

最近小5の息子に怒られた話。
今日はわかっちゃいるけど私がついついやってしまいがちな一言について、反省するnoteです。

私は正直言って、育児が向いてないと思います。
どちらかと言えばダメママだと思う。
子どもはかわいいし教育には興味があるものの、子どもの興味に応じて工夫した働きかけとか言葉がけがどれだけできているかかなり怪しいです。

例えば、息子にはついつい言ってしまう育児書NGワード。

「いい加減にちゃんとやりなさい!」
「適当にやるのやめなよ」

もちろん、言わない方がいいということは自覚しています。

いい加減に → どんな基準?
ちゃんとやる → どこまでやったらちゃんとなの?
適当にやる → 適当にやるって具体的にどういうこと??

という風に息子の中に疑問が湧くので、よくない指示文であるのは明確なんです。

仕事で部下がいたときこんな言い方を会社でしたことはありません(爆)
当たり前か。
でも家だと言っちゃうのはなぜ・・・

本当に言いたいのはこういうこと。(言ってる時もあります)

洗濯物はかごに入れよう
(なぜかごの周りに靴下が落ちている?!)
出したものは元の場所にしまおう
(その方が次に探すときも楽だし、部屋も散らからないよね)
学校を出るときに、忘れ物がないか確認しよう
(そうしたら学校にプリントやドリル忘れるとかなくなるよね)
算数の計算式は書こう
(式を書いたら間違っていても気づけるし、途中加点もあるかも!)

でも、毎日毎日えんえんとこれが繰り返されると、

もういい加減にしろ~!!!💢


ってなるんです。
ええもう、やっちゃいけないNGワード集みたいにブチ切れて、

適当にやるんじゃない!

いい加減にやっつけるからそうなるんでしょ

さっさとやれ!


ってパワハラ上司みたいになっちゃうんですね。

仕方ないじゃん、小学生男子なんだし、と思うし、息子も私も不注意優勢型のADHD(注意欠如多動症)っぽいところがあるので苦手なのは否めないのですが。

でも世の中ちゃんとできる子の素晴らしい話で満ちているじゃないですか。
ビジネス的な側面もあるけど、できなかったのができるようになった成功例とか満ち満ちているじゃないですか。
羨ましいったらない。


一方で、息子はかなり繊細なので

ママ、俺は適当になんてやってない。。。
ちゃんとやってるときもあるもん。
いつもできないわけじゃない、、、(泣)
だいたいママの期待が高すぎる。。

と言われると、私も「いや、そうだよね。いつもできないわけじゃないんだよな。」とハッとします。
(洗濯物をかごに入れるとか、計算式を書かないことへの期待のどこが高すぎるんだい?という疑問は脇に置いといて)

そしてタイトルの「適当にやってるって言わないで・・・」と泣かれてしまいました。ママ反省。

ある意味、私よりよっぽど子どもの方が『できるときもあるという事実、今の自分のレベル感』を正しく押さえていますね。

  • 親の心のゆとりが必要。常に今だけを見る

  • 何歳までには○○が身について当然、みたいな期待を手放す

  • できたときにすかさず驚く、具体的に褒める!

それが大事だと頭ではわかっています。

子どもって今に100%いるから、そもそも大人とは時間軸が違う。
それでも私は育児に関して、日々わかるとできるは違う、という現実を突きつけられています。。。

育児は育自だというけれど、道のりは果てしないなぁ(遠い目)


きっと、振り返れば今が幸せだったと思うに違いない。
そう、折れそうな自分を励ましてがんばろうと思います。

子育て中の皆さん、ほどほどにがんばりましょー!


読んでくださってありがとうございます。

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