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てらたびnote 京都 御室 仁和寺
京都の三尾を訪ねた翌日、京都市右京区の御室 仁和寺を訪ねました。
仁和寺には、おそらく学生の頃に来てはいるはずなのですが、まったく記憶がない。行ったことがあるという記憶の残像しかない。だから今回のお参りは初参拝、みたいなもの。
年をとってくると、モノわすれが顕著になりがちですが、しょぼくれる必要はありません。経験済のはずなのに何度でも未経験の気分で体験できるというのは考えようではメリットです。
さて、仁和寺へのアクセスはバスが便利だと思います。
バスではなく鉄道でも行けます。地下鉄東西線で太秦天神川駅まで行き、そこで嵐山電車嵐山線に乗り換え帷子ノ辻駅へむかい、ここで北野線に乗りかえて御室仁和寺駅で下車するのです。
乗り換えがあって面倒くさく感じるかもしれませんが、個人的にはバスより鉄道のほうがスキなので今回はこうして仁和寺に参りました。
嵐山電車のような市電みたいな可愛らしくて懐かしい電車にのるのも一興だと思います。
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御室仁和寺駅を降りると正面に仁和寺の大きな二王門が見えます。御室仁和寺駅から徒歩3分くらい。
大内山仁和寺は真言宗御室派の総本山。世界遺産にも登録されている。
平安時代前期、光孝天皇が仁和二年(886)に寺を建て始めるが完成を見ずに崩御。子の宇多天皇によって仁和四年(888)に完成。元号をとって仁和寺と称する。仁和寺は創建時から皇室ゆかりのお寺。
二王門を入ると広い境内。左手に御所庭園の入り口がありますが、先に境内の奥にある金堂(本堂)をお参りします。仁和寺の境内は自由で、御所庭園は拝観料が必要です。
二王門の先に赤い中門があり、中門の先が仁和寺の伽藍エリアになり、正面に金堂が建ちます。
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仁和寺金堂の御本尊は阿弥陀三尊。なかに立ち入ることは叶いませんでしたが、国宝の金堂は立派なものです。慶長年間に建造された京都御所の紫宸殿を、寛永年間に移築。
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黒い格子の蔀戸などは特徴的。前日に訪れた神護寺の金堂に比べるとわかります。
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金堂の手前に納経所があります。
仁和寺では弘法大師と阿弥陀如来の御朱印をいただきました。ほかにも種類があったように思います。
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混んでいるのでちょっと時間がかかるということですから、御朱印帳をあずけて、そのあいだ金堂をゆっくり拝見していました。
すると正面庇のうえに誰かが動物に乗って立っていらっしゃるのが見える。
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これはどなたなのだろう。その場でお寺の方に聞いてみりゃいいものを御朱印をいただいたらすっかり忘れてしまってました。写真を見返していて思い出したくらいです。
仁和寺のホームページのよくある質問コーナーにこんなことが書かれているのを発見。
問:金堂の屋根瓦に、亀の上に乗った人の瓦がありましたが、何かの象徴でしょうか?
解:黄安(こうあん)という仙人です。この亀は3000~4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄安はその亀を3~4回見たそうです。 永遠の象徴として安置されています。
なるほど!ありゃ亀仙人か⁉
次回は仁和寺の境内を見て回ります。仁和寺は重要文化財の建造物がたくさんあります。