7社目の話
前回の続き
前回のあらすじ
ECってもしかして全部ブラック企業か?
32歳。
就職的にはもう若くない。
またブラック企業を引いてしまうのかとの不安から大手に絞って受けるようになる。
とりあえずアテも無く退職したが、1か月以内に決めようと思っていた。
転職サイトで大手やらその業界での優良企業にエントリーしまくる。
1社のみ書類選考通過。
おいおい・・・面接までくればこっちのものと思っていたが、大卒信仰と32歳での他業種はかなりの難戦だ。
その某大手の面接
コールセンターSVでの応募。
普通に受かっただろうと思ったが、最後に沖縄含む全国転勤が条件とな・・・家あるし無理なので辞退。
やっぱりECしかないのか・・・
結局戻ってきた。
そのあたりの記事。ここに書く以外も結構受けたわ。忘れてた。
ちなみにこの記事で出てくる会社は全部、未だに人数増えずに逆に減り続けて求人は出続けている。
https://note.com/fendell/n/n0761a86eb420
とあるEC専業企業を受ける。
面接官は課長、課長代理と運営の3人。
何か見たことある顔だなーと思ったら・・・
4社目の最後の新人、私の後輩だったN君が課長代理だった。
どうしてこうも差がついてしまったのかと思ったが仕方がない。
転職はタイミングがすべて。
とりあえず1次面接は突破。
2次面接は社長と課長の2名。
ほぼ採用決定状態での顔の確認程度。
しかし決定的ミスを犯してしまう。
それは給与交渉をしなかった事。
この頃は履歴書と職務経歴書しか持たず、ポートフォリオなんて持参していなかった。URL見れば実績が分かるから。
経歴と実力を汲んでの給与額決定だと思っていたのだが、額面18万という新卒と同じにされた。
入社した瞬間、辞めようと決意した。
ちなみに私と同じポジションにもう1人居たのだが、
社長と同門だったので額面30万だった。
業務について
完全に分業されており、楽だった。
しかしそれが罠。
部署間連携が無く、ものすっごく仲が悪い。
残業も無く、今までと比べて仕事量が少なすぎる事に逆に不安になる。
この会社やべえ
みんな陰で悪口言ってるし、上司の圧がすごい。
ヒラは仲良しチームばっかりだし、飲み会(行ってないが)での悪口も凄そう。
パワハラで泣きながら辞めていく男性も居たし、
adobeとmicrosoft製品全部海賊版だし。
4カ月であっさり次の会社決めてさよならした。
最後、上司にこう言われた。
「君の現場での評価は非常に高いが、私が思うに君の実力ではこれが限界だと思う。大人しくうちに居た方が良いし、苦労しないと思うよ」
はいはい。軽んじてるとあとで採用に苦労するよ。
あばよ。
7社目編 完 33歳
次回
8社目はすごい