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膣フローラケアしませんか?

膣フローラケアは、膣内の健康を保つために、膣内の「フローラ(微生物叢)」を整えることを目的としたケア方法。女性の生殖器や全身の健康に密接に関わる膣フローラを整えていきましょう!
今回は、膣フローラケアを紹介します。

1,膣フローラの役割

膣フローラには下記の役割があります。

・防御機能

膣フローラは有害な細菌や真菌(カンジダ菌など)の増殖を抑え、感染症(膣炎、膀胱炎など)から体を守ります。

・pHの維持

健康な膣内は弱酸性(pH 3.8〜4.5)で、この環境を維持することで有害な細菌が繁殖しにくくなります。主に「乳酸菌(ラクトバチルス菌)」がこの役割を担っています。

・生殖器の健康維持

膣フローラが安定していると、妊娠・出産への影響も少なくなるとされています。

2,膣フローラが乱れる原因

膣フローラケアが乱れることで、膣炎(細菌性膣炎、カンジダ膣炎など)、尿路感染症、異常なおりもの/かゆみ/臭い、不妊のリスク増加が起こりやすくなるといわれています。

膣フローラが乱れる原因には、下記があります。

・過度の洗浄

石鹸やボディソープを膣内に使用すると、必要な乳酸菌も洗い流してしまう。

・抗生物質の使用

善玉菌だけでなく、有害菌も殺菌されることでバランスが崩れることがあります。

・ホルモンバランスの乱れ

妊娠、更年期、生理周期の変動などで影響を受けやすくなります。

・締め付ける下着や不衛生な環境

通気性の悪い下着や長時間の湿気が膣フローラに悪影響を与えることがあります。

3,膣フローラケア

膣フローラケアは、特別なことを行う必要はありません。日々の生活で、少しだけ意識するだけで簡単に行うことができます。

・適切な洗浄

外陰部のみをぬるま湯で優しく洗い、膣内には石鹸や洗浄剤を使わないでください。また、専用の弱酸性洗浄剤を使用する場合も、頻度を抑えましょう。
医師や薬剤師に相談し、膣内フローラを整えるための製品(乳酸菌入りのジェルやサプリメント)を利用することもおすすめです。

・乳酸菌の摂取

ヨーグルトや発酵食品(味噌、納豆、キムチなど)を日常的に摂取し、体内の善玉菌を増やします。プロバイオティクス(乳酸菌含有サプリメント)を摂ることも効果的です!

・通気性の良い下着を選ぶ

コットン素材の下着や通気性の良いものを選ぶことで、湿気を防ぎます。また、長時間のナプキンやおりものシートの使用は避け、こまめに取り替えるようにしましょう。

・規則正しい生活習慣

バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。ストレスを軽減するため、リラックスできる時間を確保することも大切です。

・定期的な婦人科検診

定期的に検診を受け、膣フローラや生殖器の健康状態をチェックしてみてください。
とくに異常なおりもの、強い臭い、かゆみなどの症状がある場合は、自己判断せず婦人科を受診しましょう。

4,おわりに

膣フローラケアは、女性が自身の健康を維持し、快適な生活を送るために重要な習慣の一つです。食生活や下着選びなど、身近なことから膣フローラケア始めてみませんか?


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