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【考察】更年期はなぜ痩せにくい?5つの原因を考えてみた

38歳で『若年性更年期障害』と診断され、ホルモン補充療法9年目のわたし。

実際、ホルモン補充療法をはじめた頃のわたしは12kg体重が増えました😳

統合失調症で入院中の母親から言われた一言も…

「いよいよ、妊娠8ヶ月目に入ったのね」…と、まだ結婚していなかったわたしに、お腹の膨らみを見て言いました😂

しかも、その大きさは『男の子』でしょう?とまで言われる始末😂

残念なことに、婦人科医からは「不妊治療しても確立はほぼゼロに近い」と言われたのだから。

そのお腹の膨らみは『妊娠』の膨らみではありませんでした😂

当時、昼と夜の二足の草鞋生活を送っていたわたしは

✅1日4時間睡眠
✅食事はほぼコンビニ飯
✅清涼飲料水大好き
✅4時間でウィスキーボトル2本は空ける

こんな生活を10年続けていたのですから、38歳で『若年性更年期障害』を発症してもおかしくありません。

そして、『糖質』の摂取が多すぎるので、太るはずだと誰もがそう思います。

当時のわたしは、ホルモン補充療法が原因で12kgも体重が増えたと思い込んでいました。

その旨を婦人科医に相談したところ

「そういう考えは捨てた方がいい」と言われたのです。

つまり、ホルモン補充療法は更年期太りを招いている原因ではない🤔ということでしょう。

そして、わたしは『更年期は本当に痩せにくいのか🤔』を自分のカラダで人体実験をしてみました。

その結果😳

たった3ヶ月間で−11kg、体脂肪率−10%の減量に成功したのです。

周りの人からは、何をやったらそうなった?と驚かれました。

同業のエステティシャンからも、そのダイエット方法を教えてほしいと言われました。

その声を反映し、今から5年前に『食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎』メソッドを作り、講座を開催したのです。

実際、わたしが何をやって痩せたのか🤔

なぜ『更年期は痩せにくい?』のか?

5つの原因を考察してみました。




◾️睡眠の質が悪くなる


わたしの場合は、1日4時間という睡眠時間を10年間続けてきました。

もう、眠いのが当たり前。

昼の仕事での休憩時間をほぼ、睡眠時間に回していたくらいですから。

夜の仕事では終電時間ギリギリなので、眠ったら最後です。

何度か乗り過ごして、茨城県まで行ってしまったことがあります😂

銀座から足を洗っても、10年間の生活習慣はなかなか抜けません。

1日4時間睡眠を7時間にすることがなかなか難しかったのです。

深夜2時に寝て6時に起きるという習慣から脱するためにどうしたかというと、23時になったら眠くなくてもベッドに入る。

これだけでOK。

眠らなくっちゃと焦れば焦るだけ、『交感神経』が優位になり眠れなくなります。

なので、23時になったらベッドに入るという習慣を身につけることが先です。

更年期症状でもっとも厄介なのが『ホットフラッシュ』です。

夜中になると大量の汗をかいて、熱くて眠れない😭という悩みが出てきます。

わたしも同じでした。

真冬なのに、熱いわ🥵という状況を回避するために、氷枕を使ってましたから。

なので、23時になったら氷枕の心地よさを楽しみながら目を瞑るだけ。

まぁ、瞑想するとか、何も考えずに静かに過ごしてみるとか。

気がついた頃には、眠れるようになったんです。

焦らずまずは3ヶ月間、最初に続けたのがこれでした。

23時になったら、ベッドに入る。



◾️包丁で食材を細かく切らない


わたしたち現代人は『食材を噛まずに食べる』習慣が身についています。

更年期世代こそ、『よく噛んで食べないと』いけないのに。

何が言いたいのかというと🤔

卵巣機能だけが低下していくわけではありません。

消化・排泄器官も更年期という10年間で実は機能がどんどん弱まっていきます。

20代30代の頃のような食生活は、消化・排泄器官に負荷を抱えていきます。

便秘で悩む更年期世代も多いのですが、原因はコレ。

じゃあ、食材を細かく切った方がいいじゃないのさ🤔と思われるかもしれません。

逆です。

よく噛むことで、消化に必要な『唾液』を出さなければ、意味がありません。

更年期は特に『唾液』分泌量が減っていきます。

日々よく噛んで食べる理由がこれでわかると思います。


◾️加工食品ばかり食べている


更年期症状でわたしが最も厄介だなぁと思ったのが🤔

カラダのだるさです。

疲れやすくなり、だるい。

7時間睡眠を心がけたものの、お昼過ぎになるとどうしても眠くなる。

ちょっと仮眠のつもりが2時間も眠ってしまった😭ということもありました。

カラダがだるいと、食事を作る気力もなくなり、コンビニに頼りがちになる。

手軽にチンすればすぐに食べられるコンビニ飯。

コンビニ飯の大半が『糖質』の塊です。

1発で血糖値爆上がりするため、だるさと眠気が襲ってきていたのだと思います。

だるい時は仕方がないので、コンビニ飯に頼ることもありました。

少しずつコンビニ飯をやめ、なるべく天然の食材を摂るように心がけたところ、だるさや疲れから解放されていきました。

体重増加の原因の1つが『過剰な糖質摂取』です。

それも『精製された炭水化物』が原因です。

精製された穀物から作られた加工食品を減らしていくことで、体重が少しずつ減っていったのです。


◾️食物繊維・ビタミン・ミネラル・フィトケミカルが全く摂れていない


コンビニ飯ばかり食べ続けて10年😂

自分の食事を見直してみました。

365日、野菜がほとんど摂れていないことに気づきました😳

フルーツも1ヶ月に1度食べる程度でした。

そんなわたしが、1日3食で必ず食物繊維を豊富に含む食材を必ず食べ続けた結果…。

✅肌色が変わった
✅シミが薄くなった
✅肌艶が出てきた
✅お腹ぽっこりが消えた

そして、この話をするとほとんどの人が驚くのですが😳

※ここから先は、食事中に読まないでください😂

真緑色の柔らかなうんち💩が出ました。

そして、うんちの臭いはなんと『フローラル風』という…。

過去のわたしの排便はアルコール臭混じりの異臭を放ち、真っ黒なうんちが出てきたのです。

流石に真緑の柔らかなうんちが出た時には、病気じゃないかと思うほど😂

そして、大量すぎてトイレを詰まらせるかと思うほど。

実際、そのうんちは1週間ほど毎日出ていました。

基本的に健康なうんちの色は、『黄土色』で、『水に浮く』のがいいとされていますが、全く性質の異なる物体が出てきました。

ですが、このあと何が起きたかというと🤔

スルスルっと体重が落ちはじめたのです。

更年期世代と言われる45歳〜55歳という年齢は、子供が巣立つ、親の介護、または亡くなる、職場では管理職で重責など、何かと生活においても忙しいとされ、食生活も不規則になりがちな年齢です。

さらに毎日のように会食続きだと、自炊をする時間もない。

わたしの場合は、ホステス時代『同伴』が当たり前でしたから🤔似たようなものです。

外食続きだと、どうしても食物繊維・ビタミン・ミネラル・フィトケミカルがろくに摂れていない状態になります。

これでは『腸内環境』も最悪だったはずです。

『腸内環境』の悪化は、『更年期症状』を悪化させる原因の1つ。

10年間、わたしの『腸内環境』は最悪な環境だったということになります。


◾️動物性たんぱく質・脂質の過剰摂取


わたしがこのダイエットメソッドを構築する際、師匠から3ヶ月間のダイエットレクチャーを受けました。

今までのわたしの食生活を見た上で、最初に言われたのが

「動物性たんぱく質と脂質を3ヶ月間控えるように」

というものでした。

え😳?ヴィーガンになれと?

その代わり、卵と魚介類は食べるようにと指導されたのです。

メソッドを構築する前のわたしの食生活は『肉中心』の食生活でした。

ほとんど野菜を食べず、肉中心の食事を10年間続けてきたわけです。

ファストフードは当たり前でしたし、菓子パン、果汁グミ、コーラと毎日お友達状態でした。

今まで、こんなに野菜を食べたことがない😳というほど、様々な食材をバランスよく食べるようになりました。

お肉を食べなくても、十分満足できました。

魚介類がこんなに美味しいとは🤔と思えるようになったのも、師匠が考案したダイエットメソッドに出会ったからです。

動物性たんぱく質・脂質を控え、植物性たんぱく質・脂質を積極的に摂取するように心がけました。

そのおかげか🤔肌の潤いが出てきました。

更年期世代に足りない食材は、植物性たんぱく質・脂質です。

動物性たんぱく質・脂質の過剰摂取は『動脈硬化』を招く原因につながります。

女性ホルモンの減少に伴い、『動脈硬化』や『心筋梗塞』のリスクが上がりますが、それらを回避するためにも積極的に植物性たんぱく質・脂質を摂取することが大事になってきます。

実は、植物性たんぱく質・脂質を意識するようになったところ、『更年期症状』が緩和されていったのです😳


◾️更年期症状は食生活を整えることで緩和されていく


今もホルモン補充療法を続けていますが、38歳当時のように週2日『メルスモン』注射を打ちにいくこともなくなり、年に数回しか注射をしなくても済むレベルまで更年期症状が緩和されています。

更年期症状は、『食生活』を整えれば緩和されていきます。

そして、体重増加も防ぐことができるようになるわけです。

実際、この5つを取り入れた食生活を3ヶ月間続けた結果、体重-11kg、体脂肪率−10%の減量に成功しました。

更年期真っ只中のわたしが、自分が更年期ダイエットを成功させたことにより、経験と知識を活用し『食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎』を考案しました。

そして、このメソッドを実際にわたしのサロンのお客様に実施してもらい、全員が3ヶ月間で−7kgの減量に成功したのです。

当時参加してくださったお客様の平均年齢は45,6歳でした。

更年期症状の悩みを抱えているお客様もいましたが🤔この3ヶ月間で一度も『更年期が辛いのよ』という言葉を聞いたことがありませんでした。

3ヶ月間チャレンジ終了時に言われたのが

「そういえば、更年期の症状が一度も出なかったわ」

あぁ、やっぱりそうなのかと。

更年期は食でケアをする。

ケアができていれば、自ずと痩せていく。

これが結論だとわたしは理解したのです。


◾️結論 更年期は痩せにくい?


それは嘘です。

痩せにくい食生活を送っているから痩せにくくなるだけです。

原因と結果の法則ですね。

健康的に痩せる食生活を送っていれば、痩せます。
痩せにくい食生活を送っていれば、痩せません。

更年期だからという理由で、痩せないと思い込んでいるだけに過ぎません。

…というわたしも、実際同じでしたが。

『更年期だから痩せない』という思考を捨て、健康的に痩せる食生活を3ヶ月間続けただけです。

なので、なにも難しいことはしていません。

それでも、なかなか痩せなくて…ともし、あなたが悩んでいるのであれば🤔

わたしが、3ヶ月間あなたを全力でサポートします。




佐方ともみ 
美容業界29年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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