☆空は、心のキャンバスとなる。  ☆☆

空が好きだ
空が見えるところも好きだ
明るい日に、大きな空が見えると
足と心が止まる
そのまま、大きな空が、心のキャンバスとなる
そのキャンバスをずっと見つめ、眺めて、時間も止まる

うす水色の輝きの変化
雲の形とグラデーションの止まらない推移

心の理想のような広い空のキャンバス
なんの心配も浮かばない
視野の広がりが、存在のすべてであるような感覚
ただあるだけで、満たされている世界
空のキャンバスには、見えない平穏の色が敷かれている

浮いているようなやすらぎの広がり
このまま、いつまでも、止まっていたいという思いが、不意に湧く
平穏な心に、何かが走り 
止まっていた時間のようなものが、閃く

平穏な心に広がったの不意の執着が
心の広いキャンバスの張力をゆるめ
心の理想が、こぼれはじめる
心のキャンバスが、消えていく
、、、




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