本気はココで伝わる。
おい。本気なんて
どうやって伝えるんや。
顔にできる限りの力を入れる?
大きな声を出し続ける?
ビッグなことにチャレンジする?
おそらくどれも正解だ。
本気は伝わるのか?
しかし、
そこに想いは
あるのだろうか。
いや、
「あるに決まっている。」
と皆が心ではつぶやく。
だがそれは、
本当に伝えたい対象の真芯に
グワンと響いたのだろうか。
恐らくほとんどの場合が
「なんだか頑張っている」で
熱が冷めたような対応を
されて終わりである。
細部。ココに全てが宿る。
あなたが舞台に立った時。
その靴は銀河一の輝きを誇る
自信を持てるくらいに
キレイにケアしたのだろうか。
何かの企画を提出するとき。
まるでappleやgoogleが自社の
デバイスを入れる箱のように
宝物として両手で手渡ししたのか。
一見として
「いやこんなにこだわるなんて
アンタはアホと違うかwww」
そういう意見がほとんどであろう。
だからこそ、よく考えてもらいたい。
明日あなたが死ぬとしたら。
今日する仕事があなたの最後の仕事。
あなたが最後、人間としての
ドメインをその仕事が刻むとしたら。
コンビニのおしぼりで
拭けば取れるような
泥はねを残しておいて
いいのだろうか。
企画書の端くれが折れていたり
テロテロのファイルで渡したり
していいのであろうか。
はたまた、
清潔感のない格好。
明るみに欠ける笑顔。
語尾を濁す挨拶。
もごもごとした受け答え。
私は思った。
今は所属もしておらず、
フリーで活動をしている
ただのアマチュア芸人。
だかしかし、
心がけは同じ人間として
プロでやっている者たちよりも
意識のひとつだけで
高いものを持つこと
ができると。
音楽のために準備。
スポーツのために準備。
子供のために準備。
お客様のために準備。
真面目にふざける。
着実にお笑いのための準備、
つまり面白さを100%で
提供するための下準備は
どの業界よりも、
どの業種よりも
どんな産業よりも、
ストイックに行わなければ
ならないと感じた。