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ロシア語とポルトガル語を同時に勉強していると混乱すること

先日、Duolingoでロシア語をやっていたら、これまでのようなコースが突然終了して、あらたなDaily Refreshというものになってしまったことを書きました。

おやおや…
と思いつつも、これまでロシア語を優先するあまり我慢していたポルトガル語もこれを機に再開できそうだぞ、と気持ちを切り替えることにしました。

実は前々から気になっていたポルトガル語。
十数年まえ、初めてブラジルを訪れる前に、いっとき力を入れて勉強していた時期がありました。
その当時は、まだDuolingoは存在せず(たぶん。まだスマホも持っていなかったから)、使った教材はRosetta Stone(ロゼッタストーン)。
ディスク数枚とヘッドセットがセットになったものを購入して、PCに入れてひたすら画面をみながらリスニングや発音練習でした。正しく発音できないと次へ進めない、という。聞き流し用の音声もあったのかな、車を運転中はひたすらそれを再生して聞いていた記憶があります。

当時、数万円くらいかけて教材を購入した記憶がありますが、いまは5,480円だとか。今時はこのくらいじゃないと売れないんでしょうね。

渡伯前に数ヶ月ほど集中的に勉強して、そのあとはほとんど勉強していないので、どんどん忘れていく一方です。こりゃイカン、と思いつつも、なかなかきっかけがなく、なおざりになっていたのでした。

Duolingoなら楽しく続けられそうだ、と思って始めてみたのは良いのですが……。

超初心者レベルなら楽々だろう、なって思っていたわたし。
思わぬところで超初歩的なミスをしてしまいました笑

まずは、単語から。
Eu = I
menino = boy
menina = girl
um / uma = a
という、基本的な単語を学んだあと
I am a boy / a girl / a man / a woman.
などの文章を学びます。

そのあとで出てきた設問。

I am a boy.
をポルトガル語で、というもの。
____ um menino.

わたし(I)、は"Eu" だから…と反射的に
Eu

とタイプしたら、見事にまちがえました笑。

これで【CHECK】をタップしてしまった💦

正解は

Sou um menino.
または、Euを使うなら
Eu sou um menino.
にしなくてはいけなかったのだと思われます。

あぁ、、そうだったわ。
と後になって気づきました。

そう、そうそう、、、

ポルトガル語は、主語を省略して、英語でいうところのBe動詞だけでOKな言語でした。

英語で表現するならば
Am a boy.
みたいな感じ。

なんでこんな間違いを? と考えてみて思い当たることはひとつ。
ロシア語か!!!!

今回の
I am a boy.
をロシア語にするとしたら、
Я мальчик.
になるでしょう。
Я = I
мальчик = boy

ロシア語は英語でいうところのBe動詞にあたるものがなくて、こういう場合
わたしー少年
と二つの単語を続けていうだけなのです。

それを無理やりポルトガル語に置きかえると
Eu menino
というわけです。

ロシア語に慣れてきた頭で、そのままポルトガル語になおしていたら、そうなってしまいました。ついでにいうと、ロシア語では、定冠詞、不定冠詞(英語の"a"や"the")もないのは楽なんだなぁ、と再確認できました。
そう、ロシア語は難しいだけじゃなかった。易しい部分もたくさんあったんだなぁ……。

久しぶりのポルトガル語は、まだまだ慣れないことばかり。
おなじDuolingoでも、言語によって設問や回答の方式が違ったり、当然かもしれないけど例文も違っておもしろいなと思います。

学生時代に少しかじったロシア語と、大人になってから勉強を始めたポルトガル語と、まさかこうして同時に勉強することになるとは、昔は想像もできませんでしたが…。いやー、楽しいね。

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長谷川 知美|整体師@YouTube動画編集
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