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『ムカついても、やっぱり夫婦で生きていく・夫と機嫌よく暮らす知恵』

「この人知ってる? おもしろそうな本がたくさんあるよ」
と夫から教えてもらったのは
一田憲子さん、というライターさん。

Twitterで知ったっていってたっけな。
さっそく、気になった本を図書館で予約して借りてきたのがこの本です。

先にことわっておくと、今のわたし、別に夫に対してムカついているわけではないです(笑)

いつも一緒にいるので、たまにはイラっとすることもあるけれど、基本的には穏やかにすごせています。

自分とは違う生き物なのだから、まったく同じ気持ちでいるはずがないし、まったく同じことを考えるはずがないから。
夫の言動に、え、なんで、、、と思っても、「まぁ、この人はそうなんだ」と思うようにしています。

それに、ちょっと冷静になって考えてみると
夫もわたしに対して、同じようにイラっとしたり、たまにはめちゃくちゃ腹を立てているに違いない、と想像すると、それなのに文句ひとつ言わずに一緒にいてくれることが本当にありがたく思えてくるのです。

夫の顔色をうかがいながら、びくびくしながら生活しているわけでもなく、のびのびとやりたいように生きている、と自覚しています。そんな時、なぜかふと実母の姿と重なってしまうのです。(あぁ、お母さんと一緒のことしてるわ、私、って)
それには理由があって、わたしがご機嫌ですごしていることが、自分自身だけでなく夫のためにもなっていると強く強く信じているからです。

だって、自分の近くに不機嫌な人がいたら、嫌でしょう。
ほったらかしにしておいても、自分で勝手にご機嫌ですごしてくれているのが、どれだけ楽なことか。
だから、自分が心地よいと感じることをして、食べたいものを食べて、寝たいときに寝る。


そんなわたしですが、時々ネガティブな気持ちになることもあります。

わたしは過去に一度離婚していて、今の夫とはお互い再婚なのですが、ふと前の結婚のことや、あのとき●●していたら……と昔のことばかりに意識がいってしまうことがあります。

この本で、冒頭のメッセージにドキッとしてしまいました。

結婚するとき、
「この人じゃなきゃ」って、
どうやって
決めるのでしょう?

もしかしたら
「始まり方」は
そんなに重要なこと
じゃないかもしれません。
私たちは夫婦関係が
ぎくちゃくすると
つい「始まり」を
疑いたくなるのです。
「あのとき、別の人生を
選んでいたら……」
それは「今」から
目を背けたい
だけなのかも。

ムカついても、やっぱり夫婦で生きていく
夫と機嫌よく暮らす知恵(p.2)

え、、これまさにわたしのコトじゃないか。

心のどこかで
「あのとき、別の人生を選んでいたら……」
と考えてもしょうがないことを考えるとき、というのは「今」から目を背けているだけ。

過去の選択は変えられないから、大事なのは
今どうするか、これからどうしていくか、なのに。


まだ読み始めたところですが、このタイトルにひかれたということは、心のどこかでひっかかっているんだろうな、ということで、まずは続きを読んでいきたいと思います。

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