ある卒業生女子の再受験と転職(SEからNURSE)へ
私の知る範囲ですが、今の仕事や現状に満足出来ない若い人たちが、 医学部をはじめ医療系への再受験⇒転職を考えるようです。
長く続けられて人の役に立てる仕事にと。
ここで一人の卒業生の話を書きます。
現役で国立大・物理学科に進んだ女子生徒がいました。 現役時は数学理科は抜群で英語国語が出来ない生徒でした。その原因は、思考が一点に定まらず思考の焦点が散る傾向にあったので、文の流れや要旨が取れず主観的意見が先行するため、センター試験のような客観式テスト(マーク形式)文系科目の選択肢とは相性が悪くどうしても点数が飛躍的には伸びませんでした。
指導するのは大変でしたが、それは悪いことではなく、だからこそ理系科目の解法は同時に何種類も浮かぶのだと思います。ただ、その客観・主観のスイッチの切り替えが当時はスムーズにできなかっただけでした。
卒業後に超一流企業のSE(システムエンジニア)として数年働きましたが、ある時 「この仕事、(精神的に)いつまで続けられるのだろうか?」 と考えたそうです。
そこから、一念発起、国公立の看護大学受験を決意し苦手なセンター試験(マーク形式=客観式テスト)を再受験。20代半ば過ぎで学生に戻り後日訪ねてきてくれた時、
「私、今回再受験のセンター試験、何が一番できたと思います!? 国語と英語ですよ、この私が!! なんで現役の時、あんなに英語と国語は間違ったのか不思議なくらい??」
と満面の笑顔で話してました。
きっと、社会人やSEとしての経験が彼女の思考力を変化向上させて、前述の「主観・客観スイッチ切り替え」が出来たのだと思います。
結局、彼女は、看護師、助産師、保健師の国家試験に一発同時合格。4年間の看護大学卒業後は尊敬する助産師先生に従事し、今は、一人前の助産師となり子育てしながら忙しいけど一生続ける仕事で充実しているそうです。
※全身痛再発7年目で外部の学校には指導に行けませんので、サポートは本当に有り難いです。投稿内容にご納得の上、何らかの形で英語指導の機会を与えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。 HP⇒https://feedback01.webnode.jp/ 福岡県 北九州市 小倉南区