中1娘、英検準2級受けるってよ
次に挑戦する検定を漢検3級にするか英検準2級かで迷っていた娘トラ。
私は一貫して漢検を勧めてきたのだが、トラは英検に気持ちが傾いている。
ならば英検の過去問をやってから決めようということで、ちょうど1年前(2021年第3回)の過去問をやらせてみた。
結果は、ライティング問題を除いた正答率がちょうど5割。(ライティングは採点基準が非公表のため除外)
検定日までの日数を考えると、やはり微妙である。
当初トラは5割も取れたと喜んでいたが、準2級の合格ラインは最低でも6~7割だよと伝えたとたん「じゃぁ英検はやめとく」とあっさり諦めモードに。
その諦めの早さに拍子抜けするも、得意なリスニングが予想外に悪かった(知らない単語が多すぎるためと思われる)のが効いたようで、今回は英検を見送り漢検を受ける方向で合意を得た。
ところがいざ漢検の日程を調べてみると、最寄りの準会場の日程が部活の地区大会とモロに被っているではないか。
では遠方(しかも検定料も高い)の本会場でと思い見てみると、今度は県大会と被っている。
そこでトラに聞くと、たとえ自分が地区止まりでも県大会に出る部員の応援には行かなきゃならないと言い張る。
じゃぁ今回の検定はパスだねという結論になりかけたのだが・・・。
12月に入ったある日、トラが「やっぱり英検を受けたい」と言い出した。
聞けば学校で団体受検の募集があり、我も我もと申し込むクラスメートらに触発されたのだと言う。
私は「1年生で準2級を受ける子って、他にいるの?」と聞いてみた。
女子社会、特に中学女子は目立った行動をすると出る杭として打たれかねないからだ。
トラ「まだわかんないけど、3級を持ってる子は結構いるから、きっといると思う。」
私「学校で受けると結果が知れ渡るけどいいの?」
トラ「いいよ!
だって学校で受けたほうが英語の先生に頑張ってるって知ってもらえるし、放課後に面接(2次)の練習もしてくれるんだよ!」
だそうで。
まぁ合否はともかく、今から準2級の勉強をすることで受験期の時間節約となるのは間違いない。
もし不合格でも挫折を知るいい機会となるだろう。
そう考えた私は、検定料5,700円(高いっ!!)を捨てる覚悟で了承したのだった。
ところで私は最近知ったのだが、昨年度からの新学習指導要領に連動し、英検の級位レベルが変わっているらしい。
たとえば3級と準2級を例に挙げると、
つまり小中高の教科書改訂に合わせレベルが1段階ずつスライド。
どうりで英検3級以上ホルダーが中学にゴロゴロいるわけである。
そういえば以前、「3年生は準2級や2級を受ける人が多い」とトラに言われ、「公立中でそれは無いだろ」と思ったものだが、教科書が変わったのなら納得がいく。
となると、卒業までに受かれば御の字と思っていた準2級は単なる通過点ということに・・・。
そんなわけで、僅か1ヶ月後に迫った英検準2級に挑戦することとなったわが子。
文法を覚える暇はないので、とにかく単語を丸暗記するか、後は配点の高いライティング問題をひたすらやるしかないか、などと作戦を練る母なのだった。
ちなみに前述の過去問、ライティング問題トラの解答はこれ。
ろくに書けないだろうと思いきや、稚拙ながらも知っている単語を駆使し、ギリギリ50語を書き上げていた。
本人いわく、
だそうで(ーー;)
ただしこれで何点取れるかはさっぱり分からないトラの迷文である。