堀江貴文、西野亮廣(2018)『バカとはつき合うな』徳間書店
バカと関わり合わず、かつ周りからはバカのように生きよ
タイトルはバカとはつき合うなということだけど、内容を読んでいると、思いっきりバカになれって感じに理解しました…
ご両人とも素直に現状と意見を述べられており、特に疑問を持つこともなく淡々と読み進めることができます。
個人的には、今の世の中は人と同じことをしていては何ら進展のない時代であり、その人のオリジナリティや個性、考え方などが重要視される時代に移ってきているにも関わらず、日本ではまだまだ人と同じことをやっていることを皮肉ってバカという表現を用いているのだと認識しました。
もっと自由に、もっと自信を持って世の中を歩いていくためには、周りのバカと付き合っている時間はもったいなく、かつ、周りからは自分はバカのようにみられても全く意に介しない人であるべきというのが、その対処法であり、目指す生き方なのだと確認させる本なのでしょう。