フレグランスかパフュームか…ちゃうちゃう!?
におい
久しぶりに仕事が立て込んで、深夜までPCに向かうことが連続で続き、考えてみたら2日も風呂に入ってないことに後で気づく始末…
そんななか、前々から薄々感じてはいたのですが、癌になってからというか抗がん剤の点滴や服用をしてからというか、自分の体臭が変化していることをずっと感じています…
癌宣告される前は、人間は自分の体臭がわからないような仕組みになっていますが、それこそお風呂に2日以上入らなかったら、それなりに自分の体臭というものを自分で自覚するものですよね~♪
でも、その体臭の成分というか、明らかににおいが変化していることに癌になった後は気づいてしまうものです…
においでわかる…
昔、九州大学の研究で、癌を罹患しているか否かが線虫によって判別できるというニュースが話題になったことがありました。癌かどうかわからない健常者においても、その研究によって癌であるのか否かが判別可能ということで、線虫の臭い探知能力ってすごいものなのだと思います…
とはいえ、個人的にはわたしの体臭の変化は、点滴での抗がん剤の副作用である今も継続する両足のしびれや両手指のしびれ、今は正常に戻った味覚障害や頭髪の脱毛等と同時期だったように思います…
抗がん剤に起因する?
わたしの肺腺癌の手術後に、切除した肺のリンパ節に癌の浸潤があった(24サンプルのうち2サンプル該当)ため、転移を防ぐために点滴による抗がん剤投与を3週間を1サイクルとして計4サイクル行いました…
その点滴の抗癌剤は、シスプラチンとロゼウス…
シスプラチンは白金製剤とも言われていて、白金、すなわちプラチナといういわゆる貴金属に相当するものを体内に入れるわけで、もしかしたらそのような成分が自分の体臭を変化させているのかもと思っています。
ロゼウスはどうなのかは不明だけど…
まあ、現在EGFR遺伝子に作用する分子標的薬タグリッソを服用していますが、その状態でも自分の体臭は癌以前とは違うので、何らかの薬剤の効果が発揮されているのだと信じることにしておこうと思っています…
基本毎日風呂に入っていますので、日頃は気にしていませんが、分子標的薬の毎日の服用に慣れると、点滴の抗がん剤のために病院に通う手間が行かなくて済むという大幅な改善になるので、その点は感謝です♪
ただ、特に両足のしびれは改善の見込み無く、むしろ分子標的薬を飲む度に蓄積して悪化しているのかも知れず、ただ歩くだけなのですが、砂浜を裸足で歩くようなザラッとした感覚を常時感じ続けるのは、やはりかなりのストレスだと思います…
分子標的薬については、あと約2年2ヶ月、毎日服用しなければならず、かつ、高額のため、生活できていることだけというか、生きていることに満足する生活というべきか…
サンセット
ユングのいう「人生の正午」を既に過ぎたと思うので、これからはどのようにして人生のサンセットをむかえるか、それが課題かな~♪
まあその時はパトラッシュと一緒に虹の橋を…
ということで、眠ってしまいましたとさ…
追記
そうそう、体臭ですが、汗っぽいとか脂っぽいとかではなくて、実はさわやかな感じがするんですよ、本当に…
本当に「かぐわしき体臭」という感じで、若かりし頃、この体臭を発散させると、爽やかな感じでモテただろうと錯覚するほど…
本当だってば… 嗅いで見る!?