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基本、自宅では経営学や情報学の専門書をじっくりと精読していますが、あまりに読み疲れた時や、読むスピードが落ちたときは、景気づけに、ある意味どうでも良いと言うか、文章が優しそうな本…
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マルクス・アウレリウス著、佐藤けんいち編訳(2021)『超訳 自省録 エッセンシャル版』株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
自分を律するためにどう考えるか『自省録』の原文は、本書の「はじめに」でも触れられている通りマルクス・アウレリウス本人のために書き綴られて「瞑想記録ノート」的な位置づけのものである。 そのご自身に向けた自分を律するために記録されたものが現代にも息づいていることに凄さを感じる。人間の内面に関することは、長い時代を経ても、そうそう変化しないものだと感じるとともに、重要な考え方は時代をも超えるものなのだと理解できる。 そして「人生は短く、いつ死ぬかわからない」故に現在を精一杯生き