コロナ療養中は【梅】食べよう！（コロナ感染に効果あり！？（闘病記：発症2～3日目）
「いつか自分も新型コロナになるかも。」
そう漠然と考えていても、実際に新型コロナに罹ってしまうと慌てふたきめます。
そんなときのために、実際にコロナに罹ってしまった自分の体験と対策を、リアルに書いて行こうと思います。
ちなみに、新型コロナはウィルスだけでなく、政府の方針もどんどん変わっています。なので過去の情報は役に立たなくなります。
というわけで、2022年12月版の最新状態をお伝えしようと思います。
「コロナかな？」と思ったら、すぐに読んで貰えれば幸いです。
突然の高熱と頭痛。そして陽性診断。
驚きと高熱で、瞬く間に過ぎ去ったコロナ発症1日目は、以下の記事です。合わせてお読みください。
この記事の内容は、自分の体験や感想です。
エビデンスは自分の体験のみなので、ご了承ください。
また症状は個人ごとに異なりますので、あくまでも参考としてくさだい。
熱と頭痛に耐え、時間が過ぎるのを待つ。ただただ、それだけの日【２日目】
2日目、高熱はもう出ず、今日は37～38℃の間をウロウロ。
しかし、熱による怠さと、止まらない頭痛が続きます。
「この痛みが無くなるなら魂を捧げても良い！」
そのくらい辛い状態を、ただただ我慢するしかない。
この時間は、地味に地獄です。
こういうときは、時間はなかなか過ぎません。
何かで気を紛らわせなくてはいけません。
でも気を紛らわせるにも、映画も本などを読んだり観たりする気力はない。
そんなときに最適なのが、YouTubeのゲーム実況動画。
見ていたのは、コメディアン狩野英孝のゲーム実況です。
「他人がゲームしている見て楽しい？」と思うかもしれませんが、集中する必要もなく、かといって適度に飽きないので、気を紛らわせるには最適なんです。
ちなみに、気分が鬱だったり体調が悪い時など、何もする気が出ないような心身が低下しているときにも、ゲーム実況動画は最適です。
そしてこの日は、ひたすらゲーム動画を観て、時間が過ぎるのを待ちまました。
このように、新型コロナに発症してから2～3日は、一旦熱下がっても、ぶり返すことが多いと思います。その間は、自分なりに耐える方法を見つけて、ひたすら耐えましょう。
コロナウィルスに効く○○を食べよ【３日目】
そして、３日目の朝。
会社に、新型コロナ陽性だったことを告げます。
しばらく仕事休まないといけないとか、一緒に働いていた人たちが感染していないか？とか、とても気が重いです。
日頃「仕事に行きたくねえ！」と言っているのに、いざ行けなくなると、自分が社会全体から拒絶されているような気持ちになって落ち込みます。
新型コロナの隔離療養は、身体だけでなくメンタルに与えるストレスも半端ないので注意が必要ですね。
そして、申請していた食料支援の品が届きました。
食料が残り少なくなっていたので、大変助かります。感謝です。
食料支援の内容は、県によって違うらしいのですが、けっこう優れもの備蓄食品も入っていました。
そして、何気に甘い物が入ったいたことが、とても嬉しいですね。
ただ届くまで、申請してから２日くらいかかりますので、早めに申請したほうが良いですね。
さて、食事です。
食欲はあるのですが、気力がありません。
なので食事は、温めるだけのレトルトのおかゆを食べます。
ただせっかくなので、新型コロナウィルスに効くという、アレをいれてみようじゃないですか。
それは梅干しです。
え？梅干し？と思うかもしれませんが、
もともと、梅干しは薬であった
そう、もともと梅は漢方薬として使われていたんです。
もともと梅干しは、梅の木は中国が原産である。中国では梅酢を作った後の梅の実を黒焼きにして腹痛の治癒、虫下、解熱、腸内の消毒の効用を目的に、烏梅（うばい）とよばれる漢方薬として用いた。
戦国時代になると梅干しは保存食としてだけではなく、傷の消毒、戦場での食中毒や伝染病の予防になくてはならないものとして、陣中食に使われた。合戦中の休息に梅干しを見ることで唾液分泌を促進させ、息切れつまり脱水症状を防ぐ目的にも使われた。
梅干しは戦略物資の一つとなり、戦国武将たちは梅の植林を奨励した。これは現在でも梅の名所や梅干しの産地として残っている。上杉謙信は酒肴に梅干しをよく食べていたと言われる。
ここでちょっと余談です。
漢方では「梅」と「梅干し」では効能が異なるという説があります。
■「梅」の効能
本来の「梅」は、
・体液を増やす（生津）
・漏れ出るものを止める（収渋）
という効果があると言われています。
言われてみると、夏の脱水症状である熱中症対策には「梅干し」が効果的だし、夏バテのときに飲む「梅シロップ」「梅ジュース」は最高だし、乾燥する冬には、梅が入ったお茶などが冬の健康維持に最適と言われているし、思い当たることが多いですね。
以前、寒い冬に効く梅の飲み物を以下の記事に書きました。簡単なので是非おススメですので、よかったら一読を。
■「梅干し」の効能
さらに「梅」が「梅干し」になると、以下の効能が加わると言われています。
「解毒」「淡を出す」
梅とは逆で、体内から毒素を外に出すような効能ですね。
まさに風邪や新型コロナウィルス対策に、必要な効果ばかり。これは梅に塩を加えたことによる変化でしょうか？
古来の日本では「梅はその日の難逃れ」と言って、梅干しを食べればその日は一切の災厄から逃れることができる、と言われてしました。
これは梅干しが持つ殺菌性を認識されていたのかもしれません。
以上余談でした。
新型コロナウィルスへの効果が証明された
さて一方、科学的なアプローチでも、梅干しによる新型コロナウィルスへの効果が実験され証明されたとのニュースがありました。
もともと、梅に含まれる「梅ポリフェノール」という成分に、抗インフルエンザウイルス作用があることが証明されていたのですが、コロナウイルスに対する阻害効果があることも明らかになったようです。
大阪医科薬科大学（所在：大阪府高槻市、学長佐野浩一）医学部微生物学教室の中野隆史教授と鈴木陽一講師らの研究グループは、紀州田辺うめ振興協議会（田辺市・JA紀南）との受託研究において、梅ポリフェノールが新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）に対してして阻害効果を持つことを明らかにしました。
【実験の概要】
新型コロナウイルス（SARS-CoV-2、大阪医科薬科大学で分離されたOMC-510 株を使用）に梅ポリフェノール（UP） を0.1 mg/mL の濃度で処理することにより、ウイルスの感染性が98％以上減少することが示されました。
また、1 mg/mL 濃度のUP 存在下で、2 日間における培養細胞中のSARS-CoV-2 の複製を65%以上減少させることが示されました。
以上の結果より、梅ポリフェノール（UP） はSARS-CoV-2 に対して阻害効果を持つことが明らかとなりました。
新型コロナウィルスを感染させた細胞に、梅干しからの抽出物を投与し感染経過を確認したところ、以下の結果が確認できたとのこと。
・ウイルスの感染性が98％以上減少する ➝新型コロナの感染予防
・SARS-CoV-2 の複製を65%以上減少させる ➝感染後の増殖も抑える
つまり、新型コロナウィルスへの感染予防、さらに感染後の症状の拡大も防げるかもしれないなんて、素晴らしい。パーフェクト！
詳しい研究資料（PDF）はコチラ↓
SARSCov2-01.pdf (minabe.lg.jp)
press_up_20220318.pdf (tanabe-ume.jp)
「今すぐ！梅干しを買いに行かなくちゃ！」と、スーパーに行こうと立ち上がったあなた。ちょっと待ってください！
慌てて買うと、ニセモノの梅干しを買わされる可能性があるんです。
ニセモノの梅干しに騙されるな！
よい梅干しとはなんでしょうか？
「無添加」「無着色」「減塩」なんかが良さそうですね。
さらに「はちみつ味」とか美味しそう。。
．．．なんて思っていませんか？
残念！
これらは、ニセモノの梅干しである可能性が高いキーワードなんです。
ニセモノの梅干しは「調味梅干し」と言います。
そして、実はスーパーで売っている90％以上の梅干しは、このニセモノの「調味梅干し」なんです。驚きですね！
簡単に説明してしまうと「調味梅干し」は、一旦できた梅干しを再加工しちゃっているヤツなんです。
「伝統的な梅干し」
塩で漬けた梅干し
「調味梅干し」
塩で漬けた梅干し ➝ 塩抜き ➝ 味をつけ直す
なぜ、こんなことをしているかというと、
「減塩」と「美味しい味付け」のため。
つまり、先ほどあなたが「よい梅干だな！」って思ったような梅干しに作り変えている、というわけですね。
食べる人が好むように改良しているのだから「調味梅干し」でも問題ないのでは？と思いますが、根本的な大問題があります。
一旦できた梅干しを塩抜きするときに、水や湯につけます。そのときに、梅干しの栄養分や風味などが、抜け出してしまうんです。
これは、大問題ですよ。
さきほど、新型コロナウィルスに効果があったのは、梅干しの中にあった抽出成分だったのですが、それが無い状態の梅なんて、まったく意味がありません。
「調味梅干し」は、「梅干しを美味しくたべたい～！」という人には良いかもしれませんが、新型コロナウィルスと闘っているひとには、無用の存在なんです。
ということで、梅干しを購入するときは注意しましょう。
では、どのやって「本物の梅干し」と「調味梅干し」を見分けるかというと、食品ラベルです。
・「調味梅干し」
ちゃんと「調味梅干し」と記載されています。
あと原材料に色々と入っています。
・「本物の梅干し」
原材料名が「梅、しそ、食塩」のみ。シンプル。
ただ、スーパーに売っているもの全部「調味梅干し」だった。なんてこともザラにありますので、そんな場合は原材料名みて、なるべく少ないものを選んでください。多分大丈夫かな．．．？
ということで、レトルトのおかゆに、本物の梅干しを入れて食べました。
（写真はイメージです。写真撮る気力なかったので、、、、）
そんな感じで３日目も、YouTubeで狩野英孝のゲーム実況動画を観ながら、梅干し入りのおかゆ食べながら、頭痛に耐えて過ごしましたのでした。
新型コロナの後遺症への備え。。
後から振り返ると「あのとき、やっておけばよかった～！！」と思うことがあったんですよ！
それは、新型コロナの後遺症に対する備え。
それは、次の記事に書きますね。
＜ポイント＞コロナ２～３日目にやること
■外のことは気にしない
隔離生活は、思っている以上にメンタルが病みやすい。
人に迷惑をかけるなど気にせず、自分の生活に集中すること。
■苦痛を誤魔化す方法を見つける
新型コロナが発症すると、２～３日はずっと苦痛が続く。
ただ時間が過ぎるのを待つしかできないので、苦痛を紛らわせる方法を見つける。
■おかゆ食べるなら、梅干しも一緒に。
スーパーフードの梅干し食べて、栄養と抗ウィルス効果を期待しよう。
現在が良くなってくると、未来に不安を持つ。
哀しい人間の業を書いた「4 ～５日目」の記事はこちらです。
合わせてお読みください。
なんだか、新型コロナ闘病記じゃなくて、梅干しの紹介になっているような気がしますが、コロナ発症後の２～３日なんて寝て耐えてるだけなんで、とくに書くことないんで、しゃーない。
東のテツ
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