【ドイツ語】ハイデルベルク大学の学生さんとの出会い(ドイツひとり旅) #519
※ 音声はコチラ↓
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
先月から新シリーズ:ドイツひとり旅が始まりました。
昨日の第518回では、Studentenkuß のチョコレートで有名な Knösel というお店に行きました。
カードで支払えるかどうか聞いたところ、現金のみでした。
1.場面説明
今日は船でゆったりネッカー川下りをしたあと、Alte Brücke の北側にある、曲がりくねった急な坂道を頑張って登って Philosophenweg(哲学者の道)へも行きました。
川からはまた違ったハイデルベルクを眺めることができて本当に感動しましたし、哲学者の道からはハイデルベルク城から見たのとは反対側の絶景を満喫することができました。
ハイデルベルクで行きたかったところをほぼ制覇して大満足です。でもちょっと疲れましたのでカフェに寄りました。
2.使えるドイツ語表現
そこで今日の表現です。まずはどのような意味か推測しながら発音しましょう。
ウェイトレス:Hallo, kommen Sie aus Japan?
あなた:Ja, ich komme aus Japan.
ウェイトレス:いらっしゃいませ。何になさいますか?
あなた:Sprechen Sie Japanisch?
ウェイトレス:Ja, ein bisschen. Ich studiere Japanologie an der Universität Heidelberg.
3.単語の説明
Japanisch は中性名詞ですが、無冠詞で「日本語」を意味します。
Japanologie は女性名詞で「日本学」「日本語学研究、日本文学研究」のことです。
無冠詞で Japanologie studieren と表現すると「日本学を専攻する」という意味になります。
今日の表現を日本語で表すと次のようになります。
ウェイトレス:ハロー、日本から来られたのですか?
あなた:はい、日本からです。
ウェイトレス:いらっしゃいませ。何になさいますか?
あなた:日本語を話されるのですか?
ウェイトレス:はい、少し。ハイデルベルク大学で日本学を専攻しています。
4.背景知識
ハイデルベルク大学には日本学科があります。
カフェなどでアルバイトしている日本学科の学生さんに声をかけられることは実際にあることなのです。
Japanisch(日本語)、Deutsch(ドイツ語)、Englisch(英語)などは lernen(習う)と結びつきます。
それに対して学問である Japanologie(日本語学・日本文学)、Germanistik(ドイツ語学・ドイツ文学)、Anglistik(英語学・英語文学)などは studieren(大学で専攻する、勉強する)と結びつきます。
つまり
Ich lerne Japanisch.
Ich studiere Japanologie.
となります。
混同しないように気をつけましょう。
いかがでしたか?
もし、あなたもハイデルベルクでこのような学生さんとの出会いがありましたら、ぜひ今日の内容を思い出してくださいね。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!