【ドイツ語】 夜の Titisee 満天の星(ドイツひとり旅)#558
※ 音声はコチラ↓
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
stand.fm の音声を聞きながら note でのスペルや書き起こしを見ていただくと効果的です。
昨日の第557回では、黒い森に囲まれた湖畔リゾート Titisee について観光案内所で聞いたところ、ミニクルーズをしたり、泳いだり、サイクリングやハイキングなどもできることがわかりました。
1.場面説明
静かな湖畔の隠れ宿
Titisee のホテルにチェックインします。北岸からちょっと離れた静かな湖畔の隠れ宿です。バルコニーが付いた部屋を予約しています。フロントで何か言われました。
2.使えるドイツ語表現
そこで今日の表現です。どのような意味か推測しながら発音しましょう。
Vom Balkon aus können Sie das Panorama des Sees und den Sternenhimmel genießen.
3.単語の説明
von … aus で「~から」を意味します。
der Sternenhimmel は die Sternen(「星」の複数形)と der Himmel(空)の合成語です。
genießen は「(~4格を)楽しむ、享受する、鑑賞する」という意味の他動詞です。
今日の表現を日本語で表すと次のようになります。
「バルコニーから湖のパノラマと星空を楽しむことができますよ。」
4.文法の復習
語順について
ドイツ語の「定動詞第2位の原則」はご存じですね。
決定疑問文を除いて、定動詞が必ず第2位にくるというものです。
今日の表現に出てきた Vom Balkon aus は3つの単語ですが「バルコニーから」という意味のひとかたまり、つまり一成分とみなされます。
Vom Balkon aus が第1位、定動詞 können が第2位という順位で並んでいます。
第81回で詳しく説明しましたので、復習に使ってください。
5.背景知識
夜のTitisee について
部屋に入ると、まっさきにバルコニーに出てみました。湖と黒い森の景色が想像以上に美しく、ため息がでるほどです。
夕方になってくると、湖が夕陽に照らされ、うっとりするような輝きを放つのでした。
そして、いよいよ夜になりました。真っ暗闇に包まれていきます。見上げると満天の星!普段、なかなか味わえない自然の贅沢を享受することができます。
いかがでしたか?
ご感想やコメントをお待ちしております。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!