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ボールを受けられなくて大丈夫!【相手を引きつける意識】|Fbaseマガジン#136

「ボールを受けられないのが悩みです…」
「相手のマークがタイトでボール触れない…」

そんなお悩みや声が聞こえてきました。
(実際のInstagramで質問を募集するとこんな声をたくさんいただきます!)

そんなあなたなに伝えたいこと。
「大丈夫。意識的にボールに触れない。受けないことが出来るとチームに貢献できるよ!こんな意識を持てるとボールに触れないことがナイスプレーになるよ!」

ボールを受けてプレーすることはサッカーの1番の醍醐味ですよね。ボールに触ってチームに貢献したいんです!そんな思いもとっても素晴らしいですよね!

しかし、ボールに触れなくても。ボールをあまり受けられなくても。サッカーはチームに貢献できることを知っていますか?

ボールに触れないことで、チームの役に立つ!周りのチームメイトにより良い状態を与えてあげられる。そんなプレーがサッカーには隠されていることをご存知ですか?

そんな話を今回はしていきたいと思います!

https://note.com/fbase/n/n17b78365c88d%0A

▪️なぜ受けられないのか?

まずはなぜボールを受けられないのか?という原因を考えていこうと思います。

なぜボールを受けられない?
①相手を外せてないから(フリーになってない)
②パスを受けるタイミングが悪い
③パスの出し手がパスするタイミングが悪い
④パスの出し手が顔が認知できていない
⑤相手のマークがタイト(明確な人マーク)
⑥チームのプレスの狙い所になっている

このような原因がザッと考えられます。今回は⑤と⑥の項目に注目して話を進めていきます。なぜ受けられない?という話はまた別の機会で詳しくできたらなと思います。

相手のプレス戦術が明確な人基準だった場合に、パスを受ける難易度はグッと上がります。また相手はプレスをかけるエリアを設定してくることがあります。「相手のSBにボールが入ったゴーかけるぞ!」という具合に。

こんな状況下でパスを受けられないんですよ!と悩む選手を多く見てきました。

私はいつもそんな悩みを聞いてこう思っていました。
「そのシチュエーションは頑張っても中々パスは受けられないんだよね…その意識も大切なんだけど、こんな意識持って欲しいな…」

そんな悩みを持っているあなたに!そんな悩みを持つ指導者さん!親御さん!こんなアドバイスを送りたいです。

▪️受けられないを逆手にする!

パスを受けられない意識を持つこと、アクションをすることは非常に大切です!と何度もお伝えしておりますが、パスを受けない意識も同時に持てることが大切です。

パスを受けられない多くの原因が、「相手のマークがタイトなんですよ!」「相手がどこまでもプレスについてくるんですよ!」。

それを外すアクションを身につけることもとっても大切。そしてそれを逆手に取る意識、術を持つことも大切になってきます。

相手がタイトに、どこまでもマークについてくる。それを逆手にしちゃいましょう!

相手がタイトにマークについて来る。それは自分が動けば相手もついて来るという考え方もできます。それを逆手にとるんですよ!


*下がって奥を開ける*

自分が下がって相手の選手を一緒にボールに近づいちゃいましょう!そうすると、こちらの中盤や背後にスペースを開けることができます。

ついてくるを逆手に!一緒に下がっちゃおう!という意識を持つとプレーの幅が広がるよ!
自分はパスを受けられないけど!でも相手を引き受けるプレーはナイスなんだよ!
下がって相手のマークを引きつけることで、背後にスペースができたね!

*上がって手前を開ける*

今度は下がるのではなく、上がってみたらどうなるでしょうか?上がることでボールを持っている選手の周りのスペースを開ける効果が発揮されます。

上がって相手のマークを引きつけたら?
手前にスペースができた!

*留まってあげる*

動かずにそこに留まることでもスペースメイクになる場合もあります!

▪️受けない選択も持つ!

きっとコーチや、チームメイトには「ボールを受けようとしろよ!」「マーク外してパス受けろよ!」そんな声がピッチには頻繁に飛び交うと思います。

しかし時にはそれが仇となりピンチを招くこともサッカーではあると感じています。

相手のマークがタイトな時。相手のプレスが自分のポジションをプレスのハメどころにしている時。自分が後ろ向きで、プレーの選択が定まっていない時。

この状況で無理にパスを受けてしまうと?ご想像の通りに、相手にインターセプトを食らって前向きでスピードの乗った攻撃をされてしまう未来が頭に思うい浮かぶのではないでしょうか?

そんな時にはあえて「ボールを受けない」ジェスチャーや振る舞いも必要になってきます。無理にボールを受けようとして、チームがピンチを招いてしまうのであれば、あえてボールを受けない選択をすることも悪いプレーではないはずです。

▪️おわり
メンバーシップやマガジンでは日頃、こんなちょっとサッカーの深い話をしております。

「きっと、もっと、サッカーが面白く!」をモットーに週に2.3本記事を作成しておりますので、ご興味ある方は覗いてみて下さい!

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