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FootBall Base マガジン

きっと、もっと、サッカーが面白くなる秘密基地。こっそりサッカーに詳しくなりませんか?サッカー好きが集まる秘密基地。そんなフットボールメディアを目指しています。いつもより深く、マニ…
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完全版|[3-2-2-3]ビルドアップの実践・1年間の軌跡【サッカー現場の話】|FBaseマガジン#91

↑約一年前に書いた上記の記事。まだ読んでない人はこちらから読んでいただけるとよりスッと今回の話が入ると思います。記事はただいま期間限定無料公開中なので是非目を通して下さい! この記事を書き上げてから約9ヶ月間をかけて、更に自チームで[3-2-2-3]ビルドアップのブラッシュアップを行いました。その軌跡を自分自身の振り返りも兼ねて書いてみました! 時間をかけて前回から新たに実装させたこと、意識したこと、気付いたことを今回はお話し出来たらなと思います! 前回のあらすじ そ

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土のグランドでの心得|FBaseマガジン#140

私が土のグランドで試合をする際に気をつけていること。試合をする上で選手たちによく促すアドバイスを今回はまとめたのでご紹介したいと思います! まだまだ芝生の上でサッカーをするのが当たり前では日本のサッカー環境。そんな当たり前がなくなる日々を心待ちにしている。そして待つだけでなく、自らもそんな環境、日常を変える行動を起こさなければいけない!と思っている私inamoでございます。 そんな第一歩となるのがこのnoteで運営しておりますメンバーシップになります。ご興味のある人は是非

WG外ぎりプレスを実践した話|FBaseマガジン#139

こんにちは。 今回は私が携わる、実際のサッカー現場での話になります。 サッカー現場での話は久しぶりになります。ちょうど一年前に書いたこの記事ぶりになります。 多くの好評を頂いたサッカー現場の話になっており、非常に嬉しく思っております。 これからはもう少し頻度を上げて、実際のサッカー現場でトライしたことや、どんなことを意識して練習や試合に取り組んでいるのか?という話もしていければなと思っております! そんな第一弾として、先日行われたトレーニングマッチでの一幕をお伝えして

「過去の自分に教えてあげたい」サッカーが上手くなるアドバイス|FBaseマガジン#138

サッカーに関わり出したのは小学生4年頃のこと。それから月日は約20年流れ、今でもサッカーと関わる生活をしています。 20年もサッカーに触れるからこそ、知り得たスキルやサッカーの見方が出てきました。 子供たちのプレーをサッカー現場に眺めながら。 「今のサッカーIQがある状態で。サッカーの見方がある状態で。経験がある状態で。もし自分が子供たちと同じ年齢に戻れたら、もっとサッカー楽しかっただろうな。もっと活躍できただろうな」 と、ふと思うんですよね。 私だけでなく、きっと同

今が一番サッカーが上手い。その理由からサッカーが上手くなるヒントがある。|FBaseマガジン#137

「昔の方が速く走れたし、もっとドリブルもできた。でも、今の自分が中学生や高校生に戻ったら、もっと活躍できる気がする。もしかしたらプロになれるかもしれない。」 そんなふうに感じたことはないだろうか? フィジカルのピークは過ぎても、サッカーというスポーツは 「知識」「経験」「判断力」 が大きく影響する。 ※補足 (フィジカルもめちゃくちゃ大事ですよ!むしろ現代サッカーはこっちの方が重要視されてますよね!) そして、今「昔よりも上手くなった」と感じるのは、指導者としての視点

ボールを受けられなくて大丈夫!【相手を引きつける意識】|Fbaseマガジン#136

「ボールを受けられないのが悩みです…」 「相手のマークがタイトでボール触れない…」 そんなお悩みや声が聞こえてきました。 (実際のInstagramで質問を募集するとこんな声をたくさんいただきます!) そんなあなたなに伝えたいこと。 「大丈夫。意識的にボールに触れない。受けないことが出来るとチームに貢献できるよ!こんな意識を持てるとボールに触れないことがナイスプレーになるよ!」 ボールを受けてプレーすることはサッカーの1番の醍醐味ですよね。ボールに触ってチームに貢献した

【CBがボールを持った時のSBの振る舞い】|FBaseマガジン#135

Instagramにて「サッカーに関する質問ありますか?」 という募集を定期的に行なってます!その時頻繁に、 SBの立ち位置知りたいです!SBについて教えてください! という声をいただきます! そんな時にはこんなブログをお勧めしております! 今までたくさんのSBに関する記事を書いてきました。 今回はそんなSBに関する新作の話になります! 題材はInstagramで頂いたこんな質問にしました。 その質問とは、 「CBからパスを受ける時のSBのポジショニングについて知りた

「戦術を楽しむ観戦術」:試合を見る目が変わる基本の戦術解説|FBaseマガジン#134

サッカーを観戦する際、選手の華麗なプレーやゴールシーンに目が行きがちですが、試合の面白さはそれだけではありません! チーム全体の戦術や個々の動きを理解することで、より深く試合を楽しむことができます。 本記事では、戦術を楽しむための観戦術を紹介し、試合を見る目を変える基本の戦術ポイントを解説していきます! 1. フォーメーションを理解するサッカーにおける基本的な戦術の一つがフォーメーションです。フォーメーションとは、選手たちの配置や役割を決めるものであり、チームの戦い方に

子どものやる気を引き出す応援:保護者ができる6つのこと|FBaseマガジン#133

子どもがサッカーを楽しみながら成長していくためには、保護者のサポートが欠かせません。しかし、どのような声かけや応援が子どもにとってプラスになるのか、悩む保護者も多いのではないでしょうか。 ここでは、試合や練習で子どものやる気を引き出すための、保護者ができる6つのポイントを紹介します。 1. ポジティブな声かけを意識する練習や試合の場で、子どもがミスをしてしまうことは避けられません。そのような時に、「どうしてミスしたの?」や「もっと頑張れ!」と指摘するよりも、ポジティブな声

¥300

【足の速さを出せない選手へ】|FBaseマガジン#132

「俺、足めちゃくちゃ速いんです!」――そう自信満々に語る選手。競争させると確かにダントツで速い。けれど、試合中ではそのスピードを感じさせない。「あれ?足速いって言ってたよね?」と私は首をかしげる。 一方で、「俺、足めちゃくちゃ遅いんです!」と言う選手もいる。競争させると確かに遅い。しかし、試合ではその遅さを感じさせない。「え?本当に遅いの?」と不思議に思うほどだ。 この違い、何だと思いますか? 今回は「試合中に足の速さを発揮できない理由」を紐解き、それを改善するためのア

メタ認知でサッカーが上手くなる!?|FBaseマガジン#131

▪️メタ認知とサッカーの関係:子どもたちの競技力を伸ばすヒント皆さんは“メタ認知”という言葉を聞いたことがありますか? 最近教育現場でも注目されているメタ認知。 難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「自分の考えや行動を振り返り、より良い方向へ導く力」という解釈ができると思います。 このメタ認知の力は、サッカーにおいても非常に重要です。子どもたちの競技力を伸ばすために、ぜひメタ認知を活用した指導やサポートを取り入れてみてください。 この記事では、メタ認知が

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強者に局面の移り変わりなどない。|FBaseマガジン#130

サッカーには4つの局面で出来上がっているという表現がよく使われます。 ボールを保持する→ボールを保持する→ゴール前へ攻め込む→ボールロスト→相手がカウンターを打つorボール保持へ移行する→奪われた側はそうはさせまいとすぐ様プレスを襲い掛かる→奪えたら再び攻撃移行.二次攻撃開始→即時奪還できなければ撤退→下がってブロック形成 こういった具合にサッカーは局面を移り変えていきます。 ボールを保持しています。ボールをロストすればボール非保持局面へ。 ボールを保持していません。相

【斜めに落ちるアクション】|FBaseマガジン#129

1. はじめに斜めに落ちるアクションと聞いて、どのような動きを思い浮かべますか?この動きにはいくつもの利点があります。例えば、現代サッカーにおいて重要な高い強度のプレッシングを回避したり、堅固な守備ブロックを崩すための鍵となります。 特に中盤、前線の選手には必須のアクションスキルになっています。 このアクションがなぜ効果的なのか、そして具体的にどのような影響を与えるのかを、これから詳しく説明していきます。 2. 基本的な定義と役割「斜めに落ちるアクション」とは? 斜め

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【いつ?どこへ?動く?それとも動かない?】中盤のオフザボールアクション|FBaseマガジン#128

今回は中盤(CH、アンカー、ボランチ)選手のオフザボールアクションの解説をしていこうと思います! いつ?どこへ?動く? パスコースを作るために動くの? 相手を引きつける為に動くの? 動きすぎるデメリットがある? あえて動かない? こんな大枠で話をしていきたいと思います。中盤のオフザボールアクションが向上するとチームのボール保持の安定、味方へのスペース創出、攻撃力タスクの倍増が見込めます。 森保ジャパンCH守田選手が自チームにいたら?グッとチームのできることは広がりますよ