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『木の根に水をやらないで、枝に注ぎかける』|FBaseマガジン#103

「本末転倒」の他の表現。類語はないのかなと探していたらこの言葉に出会いました。

【釈根灌枝】

【釈根灌枝】
読み方は[しゃくこん-かんし]。
意味は、[末節に心を奪われたりこだわったりして、物事の根本を忘れるたとえ。 木の根に水をやらないで、枝に注ぎかける意から]

[木の根に水をやらないで、枝に注ぎかける]まさにこの言葉という場面に最近よく遭遇します。

サッカー現場での出来事です。

▪️技術よりも。戦術よりも。それよりも先にやることあるよね。

私は微々たるものですが、サッカー少年と関わる時間を頂いております。

そんな中で、枝にばかり水をあげて、根に水を注がない。根が張る土の状態をあまり見ない。そんな場面に最近がよく出くわすなと感じております。

足元の技術。ボール扱いが上手い選手。ボールを持ったら決してボールを見ずに、顔が常に上がってボールを扱える。

相手を見て自分の立ち位置を調整できる。

そんな選手は本当に増えてきていると思います。

しかし抜け落ちていることありませんか?という気持ちを同時に抱くことがあります。

ボールを扱える技術。相手の戦況を観る力。そんな力は本当にサッカーにおいては大切なことです。

しかしそれと同じくらい。いや選手の成長期を考えるとそれよりももっと大切なことがある。それが抜け落ちちゃっていることを忘れちゃうんですかね。

私自身も根に栄養を与える、根に水をかけることは忘れずにしなければなと改めて思いました。


▪️食べること。寝ること。

それでは何が抜け落ちているのか?

それは簡潔にお伝えすると、

食べること。寝ること。 です。

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