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WG外ぎりプレスを実践した話|FBaseマガジン#139

こんにちは。
今回は私が携わる、実際のサッカー現場での話になります。

サッカー現場での話は久しぶりになります。ちょうど一年前に書いたこの記事ぶりになります。

多くの好評を頂いたサッカー現場の話になっており、非常に嬉しく思っております。

これからはもう少し頻度を上げて、実際のサッカー現場でトライしたことや、どんなことを意識して練習や試合に取り組んでいるのか?という話もしていければなと思っております!

そんな第一弾として、先日行われたトレーニングマッチでの一幕をお伝えしていきたいと思います。

▪️ハマらない中から外へのプレス

とある週末のトレーニングマッチの出来事です。

試合開始から、こちらは積極的に前線からプレスに出ていきました。ラインも高く設定。相手GKに対してハイプレッシャーでボールを奪う試みを見せました。

相手のボール保持の際の陣形は[4-2-3-1]ベース。それに対してこちらは[4-4-2]の陣形で、しっかり中央のスペースを消しながら相手のGKもしくはCBへプレスに出てきました。

中から外へ外へ誘導して、逆サイドからボールサイドへ圧縮をかけてボールを奪うプレーを実践しました。

しかし、この中から外へのプレスがハマらない。プレスが空転されて前進されてしまう光景がピッチに徐々に広がっていきました。

中でプレーをしている選手たちの表情や心境から。
「何かうまくいかないな。プレスがかからない。ハマらないな」という雰囲気を感じ取れるようになっていきました。

そして相手の外回りからの前進から失点を食らってしまいました。

▪️なぜ中からのプレスがハマらなかったのか?

プレスがハマらなかった要因はいくつかありました。

相手の後方の選手のボールを保持した時のスキル、落ち着きがあったこと。GKもしっかりビルドアップに関わることでプレスのずれが生じた。こちらのプレス強度や角度が悪かった。

その中で一番の理由は相手選手に、左利きのCBと左利きのSBがいたことがこの試合において、プレスがハマらなかった1番の理由だったと感じました。

自チームのこの試合のハイプレスの大枠は中から外への誘導。中への縦パスを消しながら、ボールをサイドへ。ボールを外回りに誘導して、サイドでプレスを襲い掛かるプランでした。

ここまででの話で勘のいい人はもうお気づきかもしれませんね。
そりゃこの条件で、このプランでの、プレスはハマりにくいよね!という回答が頭に浮かんでいるかもしれませんね。

それではもう少し詳細に、なぜプレスがハマらなかったのかを解説し、そこからどんな修正を加えていったのか話を進めていこうと思います!


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