見出し画像

vol.7 身体操作トレーニング

こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です! 

 今回は、最近ジワジワと話題になっている「身体操作トレーニング」について私自身が調べ考えたことを記事にしました。 

 トレーナー業界では、JARTAの中野崇さんが 身体操作に関して活発に情報発信されていて、私自身も参考にさせていただいてます。 あとは現役アスリートが自身の身体操作向上のトレーニングの様子をSNSで投稿しています。逆立ち、ブリッジ、不安定な台の上でバットスイングしてみたり。

 身体操作トレーニングとは、、 自分の身体を思うように動かせる能力を向上させるトレーニングのことを言います。 

 競技動作それ自体も大きく捉えれば身体操作になりますが、スポーツ競技動作をより良くするための土台としての身体操作、身体操作トレーニングとして位置づけます。 

 中野崇さんはスポーツにおける「思ったように身体を動かせる能力」を3つに分類しています。

 ⑴イメージ通りの位置に身体や手足を持っていけること。つまり外見上わかる部分 

⑵タイミング。自分が思ったタイミングで身体全体や手足を動かすことができる能力 

⑶力の伝達。スポーツにおける力の伝達は大きく分けて2種類あり、ピッチャーのように下半身の力を指先まで伝える伝達、そしてサッカーのように腕や胸で起こした力を脚まで伝える伝達です。

 身体操作トレーニングによってこれら3つの能力が向上する、ということです。 

 身体操作トレーニングによって、普段行っているトレーニングの「質」を向上させることができます。 例えば、より良いフォームでスクワットを行う。より良いフォームで走る。そうすることによって同じトレーニングをしても、得られる成果には大きな違いが生じます。 他の選手、他のチームとの差を生み出すのはこの「質」です。 

 人は量のために常に質を犠牲する 

 私の尊敬するトレーナーの方がおっしゃった言葉です。 

 トレーニングにおいて、質が保たれなければ、どんなに量をこなしても、効果は半減するか、それ以下です。 

 身体操作トレーニングはアスリートのトレーニングとして取り入れ始めていますが、私としては子供の頃から遊びの中で、身体操作を行えることが理想と考えます。多様な遊びの中で多様な動きを経験することによって身体操作が培われ、スポーツ動作の土台として機能することでしょう。 その他の年代においても、チームとしてゲームやトレーニング前のウォーミングアップに身体操作トレーニングを行うのも良いと思います。

身体操作トレーニングに関して興味を持たれた方はこちら↓↓↓↓↓

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?