サッカームーブメントデザイナー ともち

医療、スポーツ、教育の現場でトレーニング指導を行っているサッカームーブメントデザイナーともちです。ATとしてリハビリ、パフォーマンス、子供たちの身体機能向上などを行っております。ウゴケルメソッドや発育発達を基にサッカーを中心とした『ムーブメントデザイン』を得意としています。

サッカームーブメントデザイナー ともち

医療、スポーツ、教育の現場でトレーニング指導を行っているサッカームーブメントデザイナーともちです。ATとしてリハビリ、パフォーマンス、子供たちの身体機能向上などを行っております。ウゴケルメソッドや発育発達を基にサッカーを中心とした『ムーブメントデザイン』を得意としています。

最近の記事

Vol.17 トレーニングするとき、負荷・強度・量について考えていますか?

みなさんこんにちは、サッカームーブメントデザイナーともちです。 今回は、スポーツ現場や、トレーニングの際によく使う用語を簡単にわかりやすく整理したいと思います。運動やトレーニングをしている方、指導者の方にぜひ読んでもらいたいです 目的に対して効率よくトレーニングして効果を得たいなら最低限認識しておいてもらいたい内容です。 負荷、強度、量 競技力を向上させるため、ダイエットのためなど、トレーニングをするときに必ず考えることですが、それぞれの用語の違いを説明するとなった時、

    • Vol.16バイオメカニクス基礎用語 〜支持基底面と移動〜

      みなさんこんにちは!サッカームーブメントデザイナーともちです。    今回もバイオメカニクス基礎用語についてお話しさせていただきます。 まず、 バイオメカニクスとは 姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。 力学とは 物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカニクスの研究もこの力学の法則がベースとなっていて我々トレー

      • vol.15 バイオメカニクス基礎用語    〜床反力とCOP〜

        みなさんこんにちは!サッカームーブメントデザイナーともちです。    今回もバイオメカニクス基礎用語についてお話しさせていただきます。 まず、 バイオメカニクスとは 姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。 力学とは 物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカニクスの研究もこの力学の法則がベースとなっていて我々トレー

        • vol.14 バイオメカニクス基礎用語 〜作用反作用の法則〜

          みなさんこんにちは!サッカームーブメントデザイナーともちです。 久しぶりの投稿となりましたが、今回もバイオメカニクス基礎用語についてお話しさせていただきます。 まず、 バイオメカニクスとは 姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。 力学とは 物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカニクスの研究もこの力学の法則がベー

          Vol.13 バイオメカニクス基礎用語  ~ベクトル、スカラー~

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナーともちです。 今回もバイオメカニクス、力学基礎用語、お伝えします。 まず、 バイオメカニクスとは 姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。 力学とは 物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカニクスの研究もこの力学の法則がベースとなっていて我々トレーナーにとって必須の

          Vol.13 バイオメカニクス基礎用語  ~ベクトル、スカラー~

          vol.12バイオメカニクス基礎用語〜重心、身体重心、合成重心〜

          こんにちは、サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です! 今回もバイオメカニクス、力学基礎用語、お伝えします。 まず、   バイオメカニクスとは  姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。  力学とは  物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカニクスの研究もこの力学の法則がベースとなっていて我々トレーナーに

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          vol.11 バイオメカニクス基礎用語 〜重力、重さ、質量〜

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です。今回はトレーナーにとって必須な知識である、バイオメカニクス、力学についての基礎的な用語についてお話します。   まず、   バイオメカニクスとは  姿勢の調整や身体運動について、力学の観点から研究する学問のことです。  力学とは  物体(人、物)に、はたらく力とそれによって生じる運動を調べる学問で、中学理科、高校物理で習った「慣性の法則」「作用反作用の法則」などは力学の法則です。 最先端のバイオメカ

          vol.11 バイオメカニクス基礎用語 〜重力、重さ、質量〜

          vol.10 スクリーン、テスト、アセスメント

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー、清水智充(ともち)です。 今回は私たちトレーナーがクライアントのトレーニングセッションを始めるにあたり、身体評価を進めるうえで重要な、スクリーン、テスト、アセスメント、これらの言葉の意味、違い、について整理しようと思います。。 以前、FMS SFMAセミナーに参加したのですが、そこで、これらの言葉の意味の違いを知り、正しく使い分けることの必要性を知らされました。 ムーブメントデザイナー(トレーナー)として、リハビリやトレーニン

          vol.10 スクリーン、テスト、アセスメント

          vol.9 KGIとKPI

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です! みなさん、「KPI」「KGI」をご存知ですか? 営業やマーケティングなどで使われることが多い用語のようですが、どんな職業においても、これが明確になっているかいないかで、大きな違いがあります。 効率的に目標を達成するためには、目標達成へのプロセスを具体化する必要があります。目標達成の具体的な計測指標となるのが「KPI」「KGI」です。 「KPI」「KGI」とは?? KPI(Key Performan

          vol.8 コーディネーショントレーニング

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です。 vol.6では、子供の運動神経についてお伝えしました。今回は運動神経を向上させる、と言われるトレーニング方法の一つである、コーディネーショントレーニングについてお伝えします。最近いろいろな雑誌や書籍、SNSなどでよく見かけますが、その内容を私なりに整理したものを記事にしました。 「コーディネーション」とは、 1970年代に旧東ドイツのライプツィヒ学派のスポーツ運動学者が考え出した理論です。コーディネーショ

          vol.8 コーディネーショントレーニング

          vol.7 身体操作トレーニング

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です!   今回は、最近ジワジワと話題になっている「身体操作トレーニング」について私自身が調べ考えたことを記事にしました。   トレーナー業界では、JARTAの中野崇さんが身体操作に関して活発に情報発信されていて、私自身も参考にさせていただいてます。あとは現役アスリートが自身の身体操作向上のトレーニングの様子をSNSで投稿しています。逆立ち、ブリッジ、不安定な台の上でバットスイングしてみたり。  身体操作トレー

          vol.6 運動神経が悪い?

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です! vol.5では、赤ちゃんの発育発達のお話をさせていただきましたが、今回は赤ちゃんが立って歩き出した、そのあとの話をします。 小学生くらいのお子さんを持つ親御さんの言葉で、 うちの子、運動神経悪くて、、、 姿勢も悪いし、体がかたいんです…などなど よく耳にします。 では、なぜそのようなことが、言われるようになったのか、 あくまで私の考えですが、それは、 環境の変化にあります! ・運動発達vol

          vol.5 赤ちゃんの発育発達とトレーニング

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です。 今回は、私のムーブメントデザインのベースとも言える、赤ちゃんの発育発達について、お話します。 私は日本コアコンディショニング協会のトレーナーライセンスを持ち、子供たちの身体機能向上のトレーニング指導や、学校へ出向き、子供や保護者、先生方に講演等も行っています。そこでよくお伝えする内容を記事にしました。 下の図は赤ちゃんがお母さんのお腹から産まれてから、立ち歩くまでの段階を示した図です。(日本コアコンディ

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          vol.4 胸腰椎移行部と骨盤・股関節

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です。 前回の記事では胸腰椎移行部と肩甲骨のお話をしました。 今回の記事では、胸腰椎移行部から骨盤、股関節についてお話します。 まず、人の下半身、脚、はどこから脚なのか、考えたことはありますか? 脚は、脚の付け根の股関節から、と思ってませんか?歩く、走る、ボールを蹴る、など、脚の動きは脚の付け根の股関節から考えてませんか? 実は違います。 下半身(脚の付け根)は胸腰椎移行部(みぞおちのあたり)です。それは解

          vol.4 胸腰椎移行部と骨盤・股関節

          vol.3 胸腰椎移行部と 肩甲骨

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナー清水智充(ともち)です! 前回の記事では、体幹の話、体幹は動く、とくに胸椎腰椎移行部(胸椎11.12番、腰椎1.2)に注目している。と言うことをお話しました。あとは、脱力、骨で支え、骨を動かす、なんてことも書きましたね。 初めの記事でお伝えしたように、サッカーで勝つため、得点をとるには、 いかに速く、人を、ボールを、相手ゴールへ運べるか! と考えていますので、今回はシンプルに速く前進するめのムーブメントデザインについてお話しま

          vol.2 体幹は動く

          こんにちは!サッカームーブメントデザイナーの清水智充(ともち)です! 第2号です! 前回は、私がムーブメントデザイナーとしての歩みを始めるきっかけとなったお話をさせていただきました。 そこで今回は前回の続き、ロストフの14秒でベルギー代表の選手が気づかせてくれた、私の求めるムーブメント、について話をすすめていきます。 効率の良い・過剰に筋力に頼らない動きとはどういうことか? ひとことで言うと、 脱力です!では、脱力とは? 骨で支え、骨を動かすことどの骨で支え、ど