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新春走り初めはシェアサイクルのe-bikeで

 まあ、ここんとこチャリをサボってたから脚力堕ちてるんよ


最近のチャリ

 まあ、冬眠中なんですわ。仕方ないね♂。やはりポジコロになってから、どうにも回数を減らしています。なので秋は輪行!って掲げていたりしましたが、それもサボり、ダラシニーナ!
 ってので迎えた新春。ぶっちゃけ休暇を取る中で体力(というよりも気力)が回復してきて、出かける意欲も湧いてくるのよね。あれ日々の労働がサボりの原因でポジコロ関係ないんじゃ・・・

サイクルツーリズムとしてのシェアサイクル

 とまあ能書きはいいとして、近場でチャリ乗りできるところないかーって探していた。当初は銚子を考えていたが、私の居住地からは片道4時間・・・今回はパス!ってことで選んだのが横須賀。まあさくっと出かけられるのと、あとは前々から気になっていたこれがあるからだ。

そう、e-bikeのシェアサイクル。自分のチャリを持っていくのもいいが、今回はより気楽にサイクルツーリズムをするために、こっちを選択。e-bikeの実力も知りたいしね。

Hello Cyclingでレンタルできるe-bike

 てなことで、やってきました横須賀中央駅。

チャリ走行後の夕方に撮影。路地の魅力が良い。

 目的のe-bikeは横須賀市内の複数の個所にポートがあるが、横須賀までの交通の便の都合、今回は市役所前のポートを起点に走ることにした。


市役所前ポートに並ぶ3台のe-bike
https://www.hellocycling.jp/station/kanagawa/より

 横須賀地区で展開されているe-bikeはPanasonicのXU1である。XU1専用という文字があるように、他のHellocyclingのシェアサイクルとはポートが明確に分けられている。返却時は、市内に複数あるXU1専用ポートへ戻す必要がある。無数のポートがある一般Hellocyclingよりも制約があるものの、レンタルサイクルに比べれば自由度はある。
 また、市外にXU1用ポートが無いことから、基本は横須賀で使ってくれ!ということが認識できる。複数の街を移動していく用途もある一般Hellocyclingとは違った使い方を想定しているということだろう。

 機材としては、パナ謹製のサイコン、

そして、シマノのACERAが組み合わさっている。

基本は屋外に放置状態であるシェアサイクル、やはり耐久性が命なのでここら辺はSHIMANOコンポーネントを用いるのだろう。ギアはリア9速。まあフロントにディレイラーをつける必要はないしね。

e-bikeをレンタルして走行する

最初の1台目は速攻で返却

 てなことで実際にレンタルして走りだしましたが・・・一つやらかしが。それは「走行前の機材確認」である。

レンタル開始時には気づかなかったんよ

 さくっと借りて、三笠公園に向かったのだが、、、あれ、なんかサドル動く?こ、これは・・・っとなってしまった。サドル高さはレンタル時に自分で調整するが、問題はシートポストクランパー。クランパーは以下のタイプが使われていたが、どうもこいつの締め付けが甘く、走行中にシートポストが動いてしまう状況だった。

ネジを回せれば固定を強められるのだが・・・

工具があれば、締め付けを強くできたのだが、そんな準備はなにもなし。てなことで三笠公園を観光したらチャリ交換。この手の整備不良を連絡するフォーマットがわからんので放置してしまうことになるのがちょっと気がかりだが、仕方ないね♂

平八っあんを見て即戻り

2台目で横須賀サイクルツーリズムを楽しむ

 てなことで元のポートに戻ってきて、クランプ力がしっかりしている機材を選んで再スタート。1台目の費用はかかってしまうが、これも勉強代と割り切ろう。
 再スタート後は、観音崎を目指し、浦賀を目指していくことにした。

大体こんな感じのルートを狙って走ることに

道中は、坂道も多数あったが、そこはe-bikeの本領発揮どころである。とはいえ、やっぱチャリが屋外にあるためか、どうにもチェーンの錆から来るフリクションロス感が有る走りになる。これはやむなしといったところだろう。そういうものだと割り切るべきである。とはいえ、DAHON VISC EVOなどの小径車よりも絶対速いし、観音崎あたりの上り坂での楽さはアシストがあるからだろう。だが、ピナレロ乗った人に上りで抜かれてしまった。いくらe-bikeといえど、やはり足が鈍っているンだわ。

猿島を臨む

ツーリズムで訪問した場所

 横須賀から東に行った観音崎の辺りから浦賀にかけては、横須賀の漁村的な場所であり、水神信仰からか、道中には神社が多いのが印象的であった。霞ヶ浦でも、水神様が沿岸に無数にあった。横須賀はそれなりの大きさの神社が点在って違いはあるけどね。

初詣の光景
海岸に面した鳥居
浦賀の入り江の東西にある神社
浦賀の入り江の東西にある神社

 また、軍都である横須賀は、戦前の海軍の艦船に関わる碑もある。にぎやかな場所から外れたところにあり、慰霊の場所として存在している。

慰霊の場所

 道中の浦賀の渡しは、夕方までの営業だが、到着時は運行時間だったので、チャリを載せて船で対岸へ移動。こういった移動は自分のチャリでやったほうが高揚感あるな、とは思ったけど、それはそれ、これはこれってことで。

東岸から乗る
海を往く

帰ろうとしたら・・・

 てな感じで横須賀を満喫したので、浦賀駅のポートに返却して帰るかなーって思ったら・・・

フルポート!

あれ、全部埋まってるじゃん!いやまーこればっかりは仕方ないのだが、この辺のサイクルツーリズム的にはやはり横須賀発の浦賀返却が多いのかしら?
 浦賀にはこの1か所しかポートが無いので、諦めて横須賀中央まで戻ることに。でもe-bikeだから道中はそんなに苦にならないっしょってので、横須賀中央まで向かうことにした。

XU1のポートの隣には電動キックボードもあったね

ということで、16号を快調に飛ばして元のポートへ返却。あれこれ一般レンタルサイクルみたいになっちゃったな。

一気に戻る
振り出しに戻ってきた

感想

 てなことで、前々から気になっていたe-bikeシェアサイクルを達成したが、一般Hellocycling車(要はママチャリタイプ)で長距離を走るのは中々大変なので、e-bikeの威力はまざまざと、といった感じだった。とはいえ、前述のように整備状況の確認をしてから走らないといけないなど、ママチャリほどのタフさは無い代物であることは認識して借りるのがいいだろう。
 また、錆によるフリクションロスを、電動モーターを活用して力こそパワー!って感じで走る形になってしまうのも仕方ない点ではあるが、これは別に割り切ればいいだけだから、過剰に気にするなら自分のチャリをねってなるよね。
 そして、ヘルメットの課題は残る。25km/hまではアシスト有りなので、25㎞/hで巡航は容易にできる。ということで速度が出るなら頭部の保護が必要だ。私は持参したが、ノーヘルはちょっと怖いよねって。せめてカスクを、だろうか。

 出先で気軽にロングサイクル、ってニーズが成立するところは少ないだろうが、他のエリアでもe-bikeシェアサイクルを乗ってみたいね。

・・・って帰りの江ノ電の広告を見たら、

あるじゃん!

近場にもう一つ、e-bikeをサービスしているエリアあったね。今度はこっちをトライといったところでしょかね・・・

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