夏のシェアエコノミーやらフェリーやらキャッシュレスやら その4 ~ご当地系シェアサイクル編~
なんだかんだ書いてもやっぱ単なる旅行記です。
熊本で強いシェアサイクルのCharichari
前回の続きでごわす。
熊本に着いて一泊したので、翌日は早速朝から観光だ。
そして観光するならやはり、シェアサイクルを選択したいところである。なので検索をするのだが、、、24年8月現在だと
ってことで、いつものHello CyclingくんもDocomoシェアサイクルくんもサービスエリア外。じゃあシェアサイクルは諦めるか~、って思うも、熊本の規模でシェアサイクルが無いのもなんか変じゃない?って。2大シェアサイクル以外もあるのではないか、と伊勢トラベルを思い出してみる。そう、コジコジみたいな名前のシェアサイクルことcogicogiだ。
ってので、HPを検索してみると・・・
ああん、、、(24年8月現在)。てなことで、こちらもサービス対象外。というわけで、素直にインタネット検索してみっかーってことで検索したら、出てきましたよシェアサイクルが、と。
Charichari、というTARI TARみたいな名前のシェアサイクルサービスだ。こちらのシェアサイクルも、東京や福岡、名古屋などのあらゆるシェアサイクルが集まる地域にも進出はしているものの、基本は2大シェアサイクルが強い地域はなるべく選ばず、ちほーを中心に攻めていそうである。九州の地名が目立つので、戦略的にエリアを増やしていそうではある。
というわけで、早速アプリをDLしていく。ちなみに、TARI TARI自体の聖地は神奈川なので九州は特には関係ない。
Charichariについて調べる
てなことで早速利用すべく調べてみるが、まず料金体系が特徴的である。
この手のシェアサイクル、電動アシストがデフォな面がある中で、あえて安い値段でノンアシストチャリを提供しているのは、他との違いを出せていて面白い。実際の利用者動向としては、アシストとノンアシストの利用頻度はどちらが優勢なのかわからないが、安価な選択肢をはありそうで無かったともいえよう。
また、料金も1分単位だ。これも今まで出会ったことが無いタイプの価格体系である。ここら辺がサービスの個性だろう。
そして、電動アシストタイプの自転車が少し個性的な感じである。ダウンチューブにバッテリーを内蔵している形だが、よく見るシェアサイクルは日本の電動アシスト自転車の標準的なバッテリー搭載タイプを採用していることが多いので、自転車一つとってもCharichariの新鮮さを感じるところである。
そして、電動サイクルは、モーターがフロントタイプなのも大きな特徴だ。国内の電動アシスト自転車は、そのアシスト制御の関係からなのかクランク部にモーターが設置されることが一般的だけに、こちらも他にはない個性だろう。
自転車ポートは熊本市内にはかなりの数存在する。サイクルラックがあるポートもあれば、エリアを区切っただけのポートもあるため、自由度が大きい設置形態だ。
空地への整備も、すぐに設置が出来るし、開発が決まってもすぐ撤去できるので、ここら辺も自由度の高さだろう。ではちゃんとしたラックがあるところはどういったところなのか?これは熊本のバスセンターの目の前である。そうそう土地利用の動向は変わらないだろうし、人通りも多いから放置自転車みたいな散乱も好ましくないから、場所によりけりな整備をしていると考えられる。
Charichariを使ってみる
ということで、シェアサイクルで観光開始。アプリをDL後、各種情報やクレカ登録などをサクッと済ませて準備完了。
レンタルしたのは電動チャリタイプ。まあ楽をしたいからね・・・
シェアサイクルで巡る熊本市街
交通の足を確保したので、いざ熊本観光。やはり熊本城っしょってので、電動アシストの力をフルに使った山の上の城観光をしていきましょう。
ところで、熊本城といえば、2016年の震災で大きな被害を受けたことは多くの人が覚えていると思う。2024年8月現在も、熊本城は修復の過程にある。それだけ大きな災害だったということを、改めて思い知らされる。
熊本城を一巡したあとは、市内をチャリで巡る。熊本は路面電車も走っているので、シェアサイクルとトラムというコントラストも熊本らしさがある光景とも言えようか。
そして中心部の公園には、小泉八雲に由来がある建物も残っている。明治の招聘外国人が住んでいたことからも、熊本が昔から九州における地域の中心の一つであったことを知ることができようか。
てなことで、シェアサイクル観光も楽しんだので、さくっと返却。各社シェアサイクルに慣れている人にとっては難なくなプロセスである。
フロントアシストな自転車は初めての体験であったが、最初こそ運転時に引っ張られる感覚を覚えるものの、まあ慣れたら特に問題無しであった。あと、バッテリーはダウンチューブにかなりの容量のものを入れているのか、バッテリー消費は目盛上はほぼ無し。なので安心して長距離乗れるというのも良いし、バッテリー切れに対する管理側の工数も低減できる面もありそうだ。
また、街中でのCharichariの利用状況だが、結構すれ違ったなってのが正直な感想である。熊本の移動手段としてシェアサイクルはしっかりと根付いていると言えるのかもしれないが、まあ1日だけ見てそれを言い切るのは流石におこがましいので、そこまでは言い切らないが、熊本に愛されている位は言うてもええんでないですかね?って
ちなみに、今回もカスクを愛用した。シェアサイクルでも、もっとカスクが定着するとええやねって。
熊本あれこれ
熊本観光も終えたので、次の目的地へ・・・ってので熊本駅に移動。その間に見た色々。
てなことでその5へ・・・