人生4回目フルマラソンの振り返り(第34回ぐんまマラソン)_ラン#39
※本記事は4,200文字程度あります。
はじめに
人生4回目のフルマラソン大会を無事に完走できました👍️
振り返りをします。
フルマラソン大会情報
第34回ぐんまマラソン@群馬県
2024年11月3日(日)8時55分~
参加費:11,500円
制限時間:6時間
記録と内容
結果は、「4時間41分」でした。歴代ワースト2位の記録でした😭
一応、サブ4を目標にしている身です。前回3/10の静岡マラソンがPBの4時間12分でしたので、相当落ちてしまいました。
明らかにトレーニング不足で、悔しい思いでいっぱいです。そのまま書くとネガティブキャンペーンになってしまい、余計に落ち込みそうなので、この記事ではなるべくポジティブに書いていこうと思います。
ちなみに、僕の好きなアニソンの中で、ポジティブに考えたい時に思い出す曲がありますので、少し紹介します。
『僕のヒーローアカデミア』 第3期ED
菅田将暉「ロングホープ・フィリア」
サビの歌詞です。
フィリアはギリシャ語で「友愛」を意味し、「大切な友へ、末長い希望を」という想いが込められた曲のようです。
気に入った方へ、フルバージョンはこちら。2番の歌詞も良いです。
◇
当日のペースです。
当日の環境要因として、気温の高さがあります。スタートして早々に20度超えだったかと。過去1番の暑さの中でのフルマラソンとなり、体力奪われました。
また、高低差にもやられました。過去3回のマラソンは初級者向けの平坦なコースを選んでました。今回は初級者~中級者向けとのことで、今までの中では1番高低差のキツいコースを体験しました。(それでも初級者向けのようですが…)
上り下りのペースをどうしようか迷いながらとなり、15km以降は緩やかな長い下りでハイペースになってしまいました。ふくらはぎに疲労が蓄積されたのだと思います。
気温も高低差も良い初経験になりました。特に高低差の対策については今後、上りのトレーニングを少しずつ取り入れておくべきだと思うに至りました。
◇
さて、1番の理由は完全に練習不足です。あと、前回から体重増加(+3kg)も影響しているでしょう。環境云々書きましたが、自分の責であることは間違いありません。
直近9月に30kmを1本走った際にも、最後はふくらはぎが辛い状況でした。
練習でできないことは本番でもできないことは当たり前であり、息子(高1)にも試験絡みで偉そうに語ったことがあります。恥ずかしいわ。
10月も20kmを2本走ったし大丈夫だろうと、30kmのふくらはぎのことはすっかり忘れて半ば現実逃避、ご都合主義な考え方をしてしまうという典型をやらかしました。
で、当日。20km過ぎた辺りから、ふくらはぎがヤバそうな予感は始まっていました。28km辺りで、いよいよ失速となります。
34km頃にはもう厳しい状況で、走って歩いての繰り返しとなりました。初マラソンの記事で書いた「苦行」を思い出すほど、心身共に辛いレースとなっていました。4回目にして、まさかこんなに足がもたない状況になるとは…という心境。
34km地点で大失速が始まってから、まだ残り8kmもありました。今回、完走できるのか?という思いもちらつきます。
補給用ゼリーは3つ持ちましたが、後半戦で予定していた最後の1つは、(エネルギーを欲しているはずなのに)気持ち悪くなりそうで最後まで食べませんでした。
周りを見ると皆辛そうで、同じように歩いたり走ったりを繰り返してます。同じ境遇で一緒に走っている方々がいるから、自分も少しずつ進むことができていると感じてました。今回は特に強く感じたのでした。
沿道の応援にも励まされ、特におばあちゃんが一生懸命に手を振ってくれているのを見た時には、もうずっと前に亡くなったおばあちゃんをふと思い出し、キツい状況もあって内心で泣きそうになってました。
走りながらへこんでいて、「ロングホープ・フィリア」の歌詞を思い出していました。今回の経験は今後に必ず活きると信じ、今はとにかく完走あるのみで前へと進みました。
そして、どうにかフィニッシュ。初マラソンほどの胸いっぱいの感動はなく、PB更新時のような嬉しさもなく、とにかく安堵と解放感。
色々と思い巡らせた後半戦であり、トレーニングの量と質について1度整理してみようと思いました。
初心に帰ったレース、(記録更新時よりも)完走することの大変さを改めて感じられたレース、大変に思い出に残るレースとなりました。
人生は反省と成長の繰り返しです。ポジティブに。
トレーニングの量/質と、記録の整理
簡単ですが、思いついた所で。
トレーニングの量は、月の合計距離で整理。(とりあえず)
わかってはいましたが、見ると明らかです。今回4回目のフルマラソン前の時期の合計距離は、2,3回目と比較してだいぶ少ないです。
今の自分の場合、感覚的に、フルマラソン3ヶ月前は最低でも月150km以上は走らないとPB更新は無理かな、という感触を持ちました。
トレーニングの質は、月の長距離走の本数で整理。(とりあえず)
フルマラソン大会の直近3ヶ月について、以下3つに分けて本数をカウントしてみました。(フルマラソン大会自体は含めない、ハーフマラソン大会は含む)
15km以上20km未満、20km以上30km未満、30km以上
こう見ると、2回目(2023年10月)、3回目(2024年3月)、の大会前はけっっこう「長距離」を走っていたんだな~、なんて思い出します。20km以上、30km以上をしっかり回数走っていました。
フルマラソンの直近3ヶ月前からは、30km以上のランニングを最低でも月1本以上、目標は月2本以上、やりたいと思いました。
もっと頑張って、直近ではなく通年で毎月1本以上を目標にしてみるか、という気持ちも出てきました。
また、面倒で敬遠していたトレーニングの本も、読もうかなと思い始めている所です。
色々書きましたが、でも一旦冷静に。(一時的な悔しい感情はあるにしても)結果や記録にそこまで拘ってないので、ゆっくりとやっていこうと改めて思いました。自分の性格的には、あまり力まない方が長く続きます。
振り返り・反省や整理は考えること自体が楽しくて、やっています。自分が1番継続できそうなやり方を探す過程を楽しんでいきます。
大会の感想
全体として市道を走り続け、ほぼ途切れることなく応援の方々が沿道にいらっしゃいました。群馬県民の温かさを感じました。
ランナーが飽きないように、沿道の応援をしやすいように、コースがよく工夫されていたと思いました。河川敷や田畑など応援に不便な区間は短く(その景色も楽しかったですが)、市道や住宅地が多かったです。会社の駐車場らしき場所が開放されて通り抜けした場所もあって、その特別感にニヤリとしました😁本当にコースを楽しめました。
幹線道路は1車線のみ潰していたので、コースのすぐ横の車道を車が通っていたのは…仕方なしかな😁
参加賞にシャツ、完走賞にしっかりとしたバスタオルと、参加費の割に景品が豪華なのも嬉しかったです。
個人的に、給食が少し物足りなかった点はありました。バナナは確か2箇所で、もう少しほしかった…
ですが、2km弱おきにエイドがあって水分補給は充分でした。とにかく目の前の、次のエイドまで頑張ることだけを目標にして、一歩ずつ走ることができました。
大会当日の時系列も少し
自分用のメモみたくなりますが、少し。
前日の就寝が22:00。前日はずっと雨で、夜からは晴れる予報。
起床は4:30。外はまだ暗かったですが、雨は止んでいることを確認しました。予報通り晴れて暑くなると覚悟。
朝食にゴログラ(=シリアル+牛乳)とバナナ1本。現地までの移動中、開始2時間前までに、おむすび2個と森永のinゼリーエネルギーを追加で入れました。
マラソンのパンフレットを家に忘れる失態。まぁ、現地にマップがあったので、なくてもあまり困らなかったですが、これからは持ち物リストを作ろうと思いました。
とりあえず、今回は以下。
◇走る時も使用
マラソンウェア一式(予めゼッケン付けておく)
ランニングシューズ(家から履いていく)
スマホ
ワイヤレスイヤホン
ランニングウォッチ
補給用ジェル(今回はMag-onとMEDALIST)
◇リュックに入れて預ける
メガネ(家でコンタクト付けて出発)
現金(財布なしで)
マラソンパンフレット一式
帰りの着替え一式
タオル
移動に上越新幹線「とき」を使用して高崎駅まで、激混みで満席でした。
非常に天気良く、窓から見える山々と田園がきれいでした。絶景見ながら、おむすび2個を食す贅沢に浸ります。しみじみ。
7時頃に高崎駅でランナーが一斉下車。
駅前から会場までのシャトルバス待ちは、長い行列でした。7:20にバスへ乗車でき発車。車内では太陽光気持ち良く、到着まで寝てました。7:50にバスを降車。歩いて会場は8:00着でした。駅からちょいと遠いのが難点。
気になるトイレ事情。簡易トイレだけでなく、スタジアム各所のトイレがあるので、人は分散して待ちは短めで良かったです。ここはスタジアム開催の利点ですね。
8:55にスタート。14時前にフィニッシュ。終わった後は全く食欲なし。
休んで着替えて、シャトルバス乗車場所まで、また10分歩きます。15:10頃にシャトルバス乗車。帰りは人が分散して、待ちはほぼなしでした。
道路混雑から?か、高崎駅に16:00着で長かった。
家に帰ってからも興奮状態は続き、疲れているのにすぐには寝れない状況。しばしゆっくりした後に就寝。朝から晩の1日イベントが終わりました。長いようで、終わってみればあっという間でした。
皆様も、楽しいランニング生活を!
ありがとうございました。